1: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:25:26.27 ID:eKO8UtCA
短めに
よしルビ
よしルビ
2: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:26:13.81 ID:eKO8UtCA
ルビィ「なに?」
善子「あんたって誰にでも好きとか言うの?」
ルビィ「えっ、言わないよ?」
善子「……皆には言ってるじゃない」
ルビィ「お姉ちゃんたちのことは好きだもん、善子ちゃんは違うの?」
善子「いや、そういうことじゃなくて…」
ルビィ「?」
善子「あんたって誰にでも好きとか言うの?」
ルビィ「えっ、言わないよ?」
善子「……皆には言ってるじゃない」
ルビィ「お姉ちゃんたちのことは好きだもん、善子ちゃんは違うの?」
善子「いや、そういうことじゃなくて…」
ルビィ「?」
3: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:26:53.07 ID:eKO8UtCA
善子「だから、少し気軽に使いすぎてんじゃないのって」
善子「誤解とかされたらどうすんのよ」
ルビィ「誤解って?」
善子「もしかしたらルビィは私に気があるんじゃないか…とかそういうのよ」
ルビィ「ええっ!? ルビィそんなつもりでいってるわけじゃ…」
善子「本人にそのつもりがなくても、相手は勘違いしちゃうってこともあるのよ」
善子「誤解とかされたらどうすんのよ」
ルビィ「誤解って?」
善子「もしかしたらルビィは私に気があるんじゃないか…とかそういうのよ」
ルビィ「ええっ!? ルビィそんなつもりでいってるわけじゃ…」
善子「本人にそのつもりがなくても、相手は勘違いしちゃうってこともあるのよ」
4: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:27:21.32 ID:eKO8UtCA
ルビィ「そうなんだ……」
善子「そうよ、だからこれからは少し控えたほうがいいわよ」
ルビィ「うん、ありがとう善子ちゃん」
ルビィ「えへへっ…善子ちゃんのそういう優しいところ好きだなぁ……」
善子「……言ってる傍からコラァッ!!」
善子「そうよ、だからこれからは少し控えたほうがいいわよ」
ルビィ「うん、ありがとう善子ちゃん」
ルビィ「えへへっ…善子ちゃんのそういう優しいところ好きだなぁ……」
善子「……言ってる傍からコラァッ!!」
5: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:28:03.39 ID:eKO8UtCA
ルビィ「え?」
善子「え? じゃないわよ! 話聞いてた!? ねえ聞いてたわよね!?」
ルビィ「うん」
善子「じゃあなんですぐに使ってるのよ! おかしいでしょ!」
ルビィ「善子ちゃんのことは本当に好きだからいいかなぁって」
善子「何そのカミングアウト!?」
善子「え? じゃないわよ! 話聞いてた!? ねえ聞いてたわよね!?」
ルビィ「うん」
善子「じゃあなんですぐに使ってるのよ! おかしいでしょ!」
ルビィ「善子ちゃんのことは本当に好きだからいいかなぁって」
善子「何そのカミングアウト!?」
6: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:28:37.29 ID:eKO8UtCA
善子「えっ、いやちょっと待って…嘘よね?」
ルビィ「嘘だよ」
善子「……ああ、そう…」
ルビィ「まあ今のが嘘なんだけど」
善子「どっち!?」
ルビィ「嘘だよ」
善子「……ああ、そう…」
ルビィ「まあ今のが嘘なんだけど」
善子「どっち!?」
7: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:29:19.99 ID:eKO8UtCA
ルビィ「善子ちゃんのことが好きって言ったのが本当、嘘だって言ったのが嘘」
善子「ややこしいんだけど、何? 私をからかってるのあんた?」
ルビィ「うん」
善子「ちょっと」
ルビィ「ごめんなさい、嘘です」ニコ
善子「なんなのよもう……」ハァー
善子「ややこしいんだけど、何? 私をからかってるのあんた?」
ルビィ「うん」
善子「ちょっと」
ルビィ「ごめんなさい、嘘です」ニコ
善子「なんなのよもう……」ハァー
8: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:30:21.03 ID:eKO8UtCA
ルビィ「ごめんね、善子ちゃんが可愛かったから」
善子「だからそういうのやめてって」
ルビィ「え? どうして?」
善子「さっきも言ったじゃない、誤解されるでしょ」
ルビィ「???」
善子「いや…だから……」
善子「だからそういうのやめてって」
ルビィ「え? どうして?」
善子「さっきも言ったじゃない、誤解されるでしょ」
ルビィ「???」
善子「いや…だから……」
9: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:31:10.56 ID:eKO8UtCA
善子「ルビィは私に気があるんじゃないか…とか、そう思っちゃうから」
善子「やめてって言ってるの」
ルビィ「…? でもあるよ?」
善子「は?」
ルビィ「だってルビィ、善子ちゃんのことが好きだもん」
善子「……」
ルビィ「さっきも言ったけど」
善子「やめてって言ってるの」
ルビィ「…? でもあるよ?」
善子「は?」
ルビィ「だってルビィ、善子ちゃんのことが好きだもん」
善子「……」
ルビィ「さっきも言ったけど」
10: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:33:11.44 ID:eKO8UtCA
善子「……ふーん、そうなの」
ルビィ「うん、そうなんだぁ」
善子「…嘘だって言わないのね」
ルビィ「言わないよ」
善子「……」
善子「ねえ」
ルビィ「うん、そうなんだぁ」
善子「…嘘だって言わないのね」
ルビィ「言わないよ」
善子「……」
善子「ねえ」
11: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:33:47.80 ID:eKO8UtCA
ルビィ「なに?」
善子「困るんだけど」
ルビィ「…」
善子「私に好意を向けられても困るんだけど」
ルビィ「そうだね、善子ちゃんなら多分そう言うかなぁって思ってた」
善子「困るんだけど」
ルビィ「…」
善子「私に好意を向けられても困るんだけど」
ルビィ「そうだね、善子ちゃんなら多分そう言うかなぁって思ってた」
12: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:34:34.43 ID:eKO8UtCA
善子「あっそ…」
ルビィ「ん」
善子「……でもルビィは言いたかったんでしょ、私が困るって知ってても」
ルビィ「わかるの?」
善子「あんたはそういう子だもの」
ルビィ「そっか」
善子「ええ」
善子・ルビィ「……」
ルビィ「ん」
善子「……でもルビィは言いたかったんでしょ、私が困るって知ってても」
ルビィ「わかるの?」
善子「あんたはそういう子だもの」
ルビィ「そっか」
善子「ええ」
善子・ルビィ「……」
13: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:35:15.18 ID:eKO8UtCA
善子「…ねえ」
ルビィ「ん?」
善子「今日は一緒に帰りましょうか」
ルビィ「いいの?」
善子「それくらいなら返せるから」
ルビィ「えへへっ…ありがとう善子ちゃん」
善子「……別に」
ルビィ「ん?」
善子「今日は一緒に帰りましょうか」
ルビィ「いいの?」
善子「それくらいなら返せるから」
ルビィ「えへへっ…ありがとう善子ちゃん」
善子「……別に」
14: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:35:50.25 ID:eKO8UtCA
─スタスタ
善子「……正直に言うとね」
ルビィ「…?」
善子「ちょっとだけホッとした」
ルビィ「なにが?」
善子「ルビィが私のこと、好きだって言ってくれて」
善子「……正直に言うとね」
ルビィ「…?」
善子「ちょっとだけホッとした」
ルビィ「なにが?」
善子「ルビィが私のこと、好きだって言ってくれて」
15: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:36:30.99 ID:eKO8UtCA
ルビィ「…」
善子「これでもしルビィの好きな人が私じゃなくて他の人だったら、赤っ恥かいてたもの」
ルビィ「それだけ?」
善子「それ以外に何かあるの?」
ルビィ「…………ううん」
善子「……まあ、言われて悪い気はしなかったけど」
善子「これでもしルビィの好きな人が私じゃなくて他の人だったら、赤っ恥かいてたもの」
ルビィ「それだけ?」
善子「それ以外に何かあるの?」
ルビィ「…………ううん」
善子「……まあ、言われて悪い気はしなかったけど」
16: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:37:17.75 ID:eKO8UtCA
ルビィ「…でもさっき困るって」
善子「言ったわね」
ルビィ「じゃあどうして?」
善子「…だって私はあんたみたいにサラリとそういうこと口に出せないから」
善子「だから、返事に困るのよ」
善子「言ったわね」
ルビィ「じゃあどうして?」
善子「…だって私はあんたみたいにサラリとそういうこと口に出せないから」
善子「だから、返事に困るのよ」
17: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:37:51.32 ID:eKO8UtCA
ルビィ「それって……」ジッ
善子「……こっち見ないで」
ルビィ「へぇ~……」
善子「にやつくのも禁止」
ルビィ「善子ちゃん、善子ちゃん」クイクイ
善子「一回でいいから、なによ?」
善子「……こっち見ないで」
ルビィ「へぇ~……」
善子「にやつくのも禁止」
ルビィ「善子ちゃん、善子ちゃん」クイクイ
善子「一回でいいから、なによ?」
18: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:38:35.36 ID:eKO8UtCA
ルビィ「ルビィね、返事が出来ない善子ちゃんも好きだよ」
善子「は? 何言ってるのよ」
ルビィ「だから返事が遅くなっても大丈夫だからね、安心してね」
善子「…いつになるか分からないのに?」
ルビィ「いつでも一緒だから大丈夫」
善子「プレッシャーしかないわね」
善子「は? 何言ってるのよ」
ルビィ「だから返事が遅くなっても大丈夫だからね、安心してね」
善子「…いつになるか分からないのに?」
ルビィ「いつでも一緒だから大丈夫」
善子「プレッシャーしかないわね」
19: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:39:15.47 ID:eKO8UtCA
ルビィ「そんなのないよ、ルビィは善子ちゃんと一緒にいられるだけで幸せだから」ニコ
善子「……そういうところがきついのよね」
ルビィ「え?」
善子「なんでもないわ」
ルビィ「そっか」
善子「……そういうところがきついのよね」
ルビィ「え?」
善子「なんでもないわ」
ルビィ「そっか」
20: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:39:48.84 ID:eKO8UtCA
善子「でもまあ、そうね……」
ルビィ「ん?」
善子「私も出来るだけそれが早く幸せに感じるように、努力はするわ」
ルビィ「うん」
善子「だからちゃんと待ってなさいよ」
ルビィ「うん、待ってるよ」
ルビィ「ん?」
善子「私も出来るだけそれが早く幸せに感じるように、努力はするわ」
ルビィ「うん」
善子「だからちゃんと待ってなさいよ」
ルビィ「うん、待ってるよ」
21: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:41:06.60 ID:eKO8UtCA
ルビィ「……あっ、でもね善子ちゃん」
善子「なによ」
ルビィ「そこまで言うならもう好きだって言っちゃったほうが早いんじゃないかなぁって」
ルビィ「ルビィは思うんだけど」
善子「……」
善子「ほっといて」
善子「なによ」
ルビィ「そこまで言うならもう好きだって言っちゃったほうが早いんじゃないかなぁって」
ルビィ「ルビィは思うんだけど」
善子「……」
善子「ほっといて」
22: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:41:52.10 ID:eKO8UtCA
善子「言いづらい言葉なんて誰にでもあるわよ」
ルビィ「ああ、善子ちゃん回りくどいもんね」
善子「…あんたのそういうところ嫌いだわ」
ルビィ「ルビィは素直になれない善子ちゃんも好きだけどね」
善子「…勘弁してよもう……」
ルビィ「~~♪」
ルビィ「ああ、善子ちゃん回りくどいもんね」
善子「…あんたのそういうところ嫌いだわ」
ルビィ「ルビィは素直になれない善子ちゃんも好きだけどね」
善子「…勘弁してよもう……」
ルビィ「~~♪」
23: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:43:10.55 ID:eKO8UtCA
善子「ああもう、本当に……」
善子(……けど)
善子(ルビィのそういう素直なところが好きになっちゃったんだからしょうがないわよね」
ルビィ「えっ」
善子「あっ」
善子・ルビィ「「言ってくれた(しまった)」」
善子(……けど)
善子(ルビィのそういう素直なところが好きになっちゃったんだからしょうがないわよね」
ルビィ「えっ」
善子「あっ」
善子・ルビィ「「言ってくれた(しまった)」」
24: 家 ◆YmvLytuhUo (やわらか銀行) 2017/10/24(火) 14:43:42.47 ID:eKO8UtCA
終わりです。ありがとうございました
33: 名無しで叶える物語(聖火リレー) 2017/10/24(火) 20:10:38.32 ID:1h7ipcqK
(よしるびちゃんのそゆとこ好きだなぁ」
35: 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区) 2017/10/24(火) 21:50:26.68 ID:37b6wDdB
いいっすねー
36: 名無しで叶える物語(家) 2017/10/24(火) 22:07:42.57 ID:rIMV9SPj
|c||^.-^||ハレンチですわ
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