凛「海未ちゃん！これこれ！これ教えて！」


海未「はいはい、しょうがないですね」


凛「コーヒーの受け皿って意味あるの？」


海未「ええ、ちゃんと「コーヒーを冷ます」という意味がありますよ？」


凛「えぇー！これで冷めるの！？」


海未「ふふ、冗談ですよ。…まぁ、昔の人はコーヒーを受け皿に移して冷まして飲んでいましたけれどね」


凛「昔の名残っていうのだね！海未ちゃんは賢いにゃー！」


海未「ありがとうございます、凛」

凛「海未ちゃん！これこれ！これ教えて！」


海未「はいはい、しょうがないですね」


凛「サイコロってなんで1だけ赤いのかにゃ？」


海未「それは、日本のとあるサイコロメーカーが他社との差別化を図るため、１だけ赤く塗ったところ売り上げが非常に伸びたそうです」


海未「それを見た他社が真似て、１だけ赤いサイコロが普及していったんですよ」


凛「なるほど、海未ちゃんは賢いにゃー！」


海未「ありがとうございます、凛」

凛「海未ちゃん！これこれ！これ教えて！」


海未「はいはい、しょうがないですね」


凛「オリンピックののマークってなんで五輪なの？」


海未「はい、それは世界にある５つの大陸を表しているんですよ？」


凛「なるほどー！海未ちゃんはかｓ海未「はいでは凛、世界の５つの大陸を言ってください？」えぇ！？」


凛「えーと、えーと・・・あ、アジア、ヨーロッパ・・・アフリカ？」


海未「ええ、あってますよ、あと二つですね」


凛「あとは…あとは…あ、アメリカ…？」


海未「…まぁ、良しとしましょう」


凛「うぅー……あといっこわかんないよー…」


海未「あと一つはオセアニアですよ、凛。いつも聞いてばかりなのでお返しです」


凛「海未ちゃんはイジワルにゃー……」

凛「海未ちゃん！これこれ！これ教えて！」


海未「はいはい、しょうがないですね」


凛「除菌と殺菌ってどう違うの？」


海未「除菌は石鹸などで洗い流して、物理的に菌を排除することを言います」


海未「殺菌は文字通り菌を死滅させることを言います」


凛「殺菌のほうが有能なんだね！」


海未「ちなみに「消毒」というのもありますが、こちらは有害な菌のみを殺菌することを言いますよ」


凛「なるほどー！海未ちゃんは賢いにゃー！」


海未「ありがとうございます、凛」

凛「海未ちゃん！これこれ！これ教えて！」


海未「はいはい、しょうがないですね」


凛「天気予報とかの「一時」と「時々」の違いってなんなのにゃ？」


海未「一時は「現象が連続的に起こり、発現期間が1/4未満の時」となっていて」


凛「？？？」


海未「時々は「現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満の時」となっています」


凛「？？？？？？？」


海未「ふふっ、つまりは「一時雨」よりも「時々雨」のほうが雨が多いと覚えておいてください」


凛「なるほど！海未ちゃんは賢いにゃー！」


海未「ありがとうございます、凛」

凛「海未ちゃん！これこれ！これ教えて！」


海未「はいはい、しょうがないですね」


凛「ウミガメって、どうして卵を産むとき泣くの？」


海未「あれは涙ではなく、塩分を含んだ粘液になります」


海未「海中で生活している生き物は海水を飲み、水分を補給し、必要以上の塩分はえら等からつねに排出されるのですが、ウミガメの塩分を排出する器官が目にあります」


海未「産卵時は陸上に出るので、体が乾き、塩分を出してる様子が見やすくなっているので、そう見えるようになったわけです」


凛「なるほど、海未ちゃんは賢いにゃー！」

凛「海未ちゃん！これこれ！これ教えて！」


海未「はいはい、しょうがないですね」


凛「ネコって、本当に魚が好きなの？」


海未「ふふっ、それは日本だけで言われている迷信ですよ」


凛「そうなんだ！」


海未「アメリカなどのペットショップでは魚よりも肉の缶詰が置いてありますし、日本も昔は魚をよく食べていましたからそういう風になったのでしょうね」


凛「海未ちゃんは賢いにゃー！」


海未「ありがとうございます、凛」

凛「海未ちゃん！これこれ！これ教えて！」


海未「はいはい、しょうがないですね」


凛「誕生日のケーキって、どうしてロウソクを立てるの？」


海未「それは、15世紀ごろに行われていた「キンダーフェスト」という子供の誕生日会で、当時の人はそれを狙って悪霊が来ると考えていました」


海未「その悪霊から子供を守るため、多くの人が集まり、神に願いが届くようにとケーキにロウソクを立ててお祈りをしました」


海未「それから18世紀にとあるドイツの文豪の文書に誕生日のロウソクに関する言及がされていて、19世紀にはアメリカに伝わり、ロウソク業者がケーキ用のロウソクを宣伝しました」


海未「そして数年後、アメリカに住む人々はケーキ用のロウソクとロウソク立てをデパートのカタログから注文できるようになりました」


海未「日本にはアメリカのGHQからもたらされたという説が有力…で…？」


海未「あれ？凛？どこですか…？というかちょっと暗いような？」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟｰﾝ


海未「！？」


みんな「「「「「「「「海未ちゃん誕生日おめでとー！！」」」」」」」


海未「へ…？」


穂乃果「海未ちゃんお誕生日おめでとう！」


ことり「ほらほら！こっち座って！」


海未「え、あ…穂乃果、ことり？」


花陽「海未ちゃん！お誕生日おめでとう！パーティ用のごはんはいっぱいあるからいっぱい食べてね！」


真姫「海未、誕生日おめでとう、そして、いつも歌詞、ありがとね…///」ｸﾙｸﾙ


海未「花陽…真姫…」ｳﾙｳﾙ

にこ「じゃーん！にこにー特製！スーパー誕生日ケーキよ！」


絵里「近所のケーキ屋さんで買っただけでしょうが！…海未、お誕生日おめでとう！」


希「海未ちゃん、お誕生日おめでとう、これからもμ'sを支えてあげてってや？」


海未「希…絵里…にこ…あ、ありがとうございます…」ｳﾙｳﾙ


凛「う、海未ちゃん…」


海未「あ、凛…今回は凛に一本取られましたね…///」ｸﾞｽｯ


凛「い、いつもいろんなこと教えてくれて、ありがとね！」


海未「いえいえ、これでも凛の先輩ですから！」


凛「海未ちゃん…あ、そうだ！これ！」


海未「これは…？」

凛「海未ちゃんの誕生日石のアクアマリンのネックレス！…まぁ本物じゃないけどね、あはは」


海未「…ふふ、ありがとうございます、凛」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


凛「あ…///」


海未「アクアマリンの石言葉は「勇敢」「聡明」「沈着」…この言葉に合うようにこれからも頑張っていきますね！」


凛「うん！あ、ロウソクの話！ちゃんと聞いてたんだからね！やっぱり海未ちゃんは賢いにゃー！」


海未「はい、ありがとうございます、凛！」

おわり

海未ちゃんの誕生日だから即席で作った

お前はなんでも知ってるな…乙

最高でした乙 また見たい

乙
流石海未ちゃんやね