1: :2016/05/16(月) 22:08:57.55 ID:
「えーウソ?あんなレズみたいな顔で?」
「そうそう、顔もレズなら名前もレズ、おまけにスリーサイズもレズなのにね~ww」
「レズになるために生まれてきたような子なのにwwウケるwww」
梨子「…」コソコソ
「あれ?あれあれあれ~?誰かと思えばレズ内レズ子さんじゃないですか~」
梨子「わ、私はそんな名前じゃっ…やっ、離してっ…」
「暴れんなよ」グイ
梨子「っ!」ビクッ
「ちょw可哀想だよ~w」
「本当、顔だけは可愛いよねコイツ… ……ね、そこの教室見てきて」
「え?……ああ、いいね。私達で『特訓』したげよっか」
梨子「や、やだ…っ!お願い…何か、気に障ったのなら謝るから……」
「オッケー。誰も居ないよ。」
「サンキュ。じゃ、行こっか……レズのエリート校、この音ノ木坂学院にふさわしい子にしてあげるね。」
梨子「やだっ…お願いっ!お願い!……お願いしますっ…!やだ…いやだよぉ……!」ズルズル
「そうそう、顔もレズなら名前もレズ、おまけにスリーサイズもレズなのにね~ww」
「レズになるために生まれてきたような子なのにwwウケるwww」
梨子「…」コソコソ
「あれ?あれあれあれ~?誰かと思えばレズ内レズ子さんじゃないですか~」
梨子「わ、私はそんな名前じゃっ…やっ、離してっ…」
「暴れんなよ」グイ
梨子「っ!」ビクッ
「ちょw可哀想だよ~w」
「本当、顔だけは可愛いよねコイツ… ……ね、そこの教室見てきて」
「え?……ああ、いいね。私達で『特訓』したげよっか」
梨子「や、やだ…っ!お願い…何か、気に障ったのなら謝るから……」
「オッケー。誰も居ないよ。」
「サンキュ。じゃ、行こっか……レズのエリート校、この音ノ木坂学院にふさわしい子にしてあげるね。」
梨子「やだっ…お願いっ!お願い!……お願いしますっ…!やだ…いやだよぉ……!」ズルズル
6: :2016/05/16(月) 22:17:03.22 ID:
梨子「――― …ぐっ……ヒック…えぅ……」
薄暗くなった空き教室で梨子は泣きながらワイシャツのボタンを止める。
梨子「この下着…買ったばっかだったのに…」
荒々しく剥ぎ取られたブラを胸に掻き抱くがすでにホックは壊され彼女の胸を隠すことはできない。
―― 悲しくない。と言ったら嘘になる。
しかしこのようなこと、梨子にとっては日常茶飯事であった。
初めは小学校5年の林間学校だった。
仲の良かった同じグループの子が深夜布団に潜り込んできた。
次は6年の修学旅行 友達同士のお泊り会 放課後のトイレ 中学に入って初めて体験した部活 土曜日の昼下がり誰もいない美術室
自分がレズであると気づくのにさほど時間はかからなかった。
薄暗くなった空き教室で梨子は泣きながらワイシャツのボタンを止める。
梨子「この下着…買ったばっかだったのに…」
荒々しく剥ぎ取られたブラを胸に掻き抱くがすでにホックは壊され彼女の胸を隠すことはできない。
―― 悲しくない。と言ったら嘘になる。
しかしこのようなこと、梨子にとっては日常茶飯事であった。
初めは小学校5年の林間学校だった。
仲の良かった同じグループの子が深夜布団に潜り込んできた。
次は6年の修学旅行 友達同士のお泊り会 放課後のトイレ 中学に入って初めて体験した部活 土曜日の昼下がり誰もいない美術室
自分がレズであると気づくのにさほど時間はかからなかった。
10: :2016/05/16(月) 22:21:01.83 ID:
梨子(…お母さんに下着買うお金もらわないと…)
ノーブラでいることが悟られないように裏通りを歩く。
そう、私はレズだ。だから音ノ木坂に入った。
レズのエリート校、硝子の花園。
私は地元で一番のレズだった。だから音ノ木坂に進学するのは当然だし、そこでも一番になれると信じていた。
――でも、それは間違いだった。私は井の中のレズだったのだ。
ノーブラでいることが悟られないように裏通りを歩く。
そう、私はレズだ。だから音ノ木坂に入った。
レズのエリート校、硝子の花園。
私は地元で一番のレズだった。だから音ノ木坂に進学するのは当然だし、そこでも一番になれると信じていた。
――でも、それは間違いだった。私は井の中のレズだったのだ。
14: :2016/05/16(月) 22:28:26.19 ID:
梨子『はじめまして!桜内梨子です!レズです!』
…… クスクス
なるべく明るく、ハキハキとした声で自己紹介した後の嘲笑を思い出す。
梨子「…っ!」
悔しい、悔しい、悔しい。
思わず足元の空き缶を蹴っ飛ばす。
カラカラ、と乾いた音を立てて空き缶が転がっていった先に
「――感心しませんね。」
長髪で黒髪の女性と亜麻色の髪の女性が立っていた。
…… クスクス
なるべく明るく、ハキハキとした声で自己紹介した後の嘲笑を思い出す。
梨子「…っ!」
悔しい、悔しい、悔しい。
思わず足元の空き缶を蹴っ飛ばす。
カラカラ、と乾いた音を立てて空き缶が転がっていった先に
「――感心しませんね。」
長髪で黒髪の女性と亜麻色の髪の女性が立っていた。
23: :2016/05/16(月) 22:36:52.31 ID:
梨子「あ…すみません…」
頭を下げてすり抜けようとする。しかし
「こんにちはぁ~ちょっとお話いいですかぁ~?」
梨子「え…?」
そのとろけるような声が聞こえた瞬間、梨子は発情した。
梨子(なに、これ……!こんなの知らない…っ!!)
触れられてないのに体中を愛撫されている気がする。脚はガクガクと震えて熱っぽい息を吐くのが精一杯だ。
「―― 本当にこの子なのですか?正直あまり…」
「間違いないよ。この子がことり達がずっと探し求めていた―」
「『レズを覚醒させる能力…』の持ち主、ですか…」
頭を下げてすり抜けようとする。しかし
「こんにちはぁ~ちょっとお話いいですかぁ~?」
梨子「え…?」
そのとろけるような声が聞こえた瞬間、梨子は発情した。
梨子(なに、これ……!こんなの知らない…っ!!)
触れられてないのに体中を愛撫されている気がする。脚はガクガクと震えて熱っぽい息を吐くのが精一杯だ。
「―― 本当にこの子なのですか?正直あまり…」
「間違いないよ。この子がことり達がずっと探し求めていた―」
「『レズを覚醒させる能力…』の持ち主、ですか…」
33: :2016/05/16(月) 22:41:25.50 ID:
梨子(逃げなきゃ…逃げなきゃ…)
脳が危険信号を発している。この人達、ヤバイ。すごく綺麗な人達だけど、それだけは理解できる。
「…音ノ木坂のレベルも落ちたものですね…まあ、いいです。少し眠ってもらって…」
「うん、ハノケチュンのところに…」
梨子「…ぁ…ぁ……」
黒髪の手刀が振り下ろされる瞬間。
梨子「…っ!!」
「!ことり!」
「え?」
梨子の瞳が黄金に輝き 猛禽のそれとなった ―――
脳が危険信号を発している。この人達、ヤバイ。すごく綺麗な人達だけど、それだけは理解できる。
「…音ノ木坂のレベルも落ちたものですね…まあ、いいです。少し眠ってもらって…」
「うん、ハノケチュンのところに…」
梨子「…ぁ…ぁ……」
黒髪の手刀が振り下ろされる瞬間。
梨子「…っ!!」
「!ことり!」
「え?」
梨子の瞳が黄金に輝き 猛禽のそれとなった ―――
37: :2016/05/16(月) 22:46:57.47 ID:
梨子「…で、伝説のレズソウルに目覚め危機を脱した私は追手を振り切りここ内浦に来たの。」
善子「やるわねリリー!まさかヨハネと同じく悪魔と契約を交わしたものだったなんて!」ベタベタ
曜「へー、なんかかっこいいねー憧れちゃうなあ。」ギュー
果南「二人ともくっつきすぎだよ……今度は私っ!」ギュッ
鞠莉「OH!梨子is lesbian?」チュッ
ダイヤ「全く・・名家の令嬢を貶める意味、理解してますの?」スリスリ
ルビィ「あ、あにょ…ル、ルビィも…」キュッ
花丸「はわわ…オラも混ぜてほしいずら…」ポヨン
梨子「…♪」(ご満悦)
善子「やるわねリリー!まさかヨハネと同じく悪魔と契約を交わしたものだったなんて!」ベタベタ
曜「へー、なんかかっこいいねー憧れちゃうなあ。」ギュー
果南「二人ともくっつきすぎだよ……今度は私っ!」ギュッ
鞠莉「OH!梨子is lesbian?」チュッ
ダイヤ「全く・・名家の令嬢を貶める意味、理解してますの?」スリスリ
ルビィ「あ、あにょ…ル、ルビィも…」キュッ
花丸「はわわ…オラも混ぜてほしいずら…」ポヨン
梨子「…♪」(ご満悦)
40: :2016/05/16(月) 22:52:15.61 ID:
梨子(あ~♪田舎の子達って純情で素直でいいわあ~♪)
千歌「むぅ~…」
梨子「どうしたの?千歌ちゃん。」
千歌「べっつに~、梨子ちゃんみんなと仲良いな~って思っただけ!」
梨子「…ふふっ」
グイ
梨子「千歌ちゃんが一番好きよ?」ボソ
千歌「あっ…///も、もう…!ごまかされないんだから!」
梨子「そう?じゃあ今日千歌ちゃんちにお泊りするのやめようかなあ~?」
千歌「あっ、うそうそ、ごめんね?」
梨子「どうしよっかな~? ん……?」
千歌「あれ?見慣れない人達だね。」
梨子「え…あ…嘘でしょ……そんな……!」ガクガク
「すみませ~ん、ちょっとお話いいですかぁ?」
梨子「あ…あ…!」
千歌「むぅ~…」
梨子「どうしたの?千歌ちゃん。」
千歌「べっつに~、梨子ちゃんみんなと仲良いな~って思っただけ!」
梨子「…ふふっ」
グイ
梨子「千歌ちゃんが一番好きよ?」ボソ
千歌「あっ…///も、もう…!ごまかされないんだから!」
梨子「そう?じゃあ今日千歌ちゃんちにお泊りするのやめようかなあ~?」
千歌「あっ、うそうそ、ごめんね?」
梨子「どうしよっかな~? ん……?」
千歌「あれ?見慣れない人達だね。」
梨子「え…あ…嘘でしょ……そんな……!」ガクガク
「すみませ~ん、ちょっとお話いいですかぁ?」
梨子「あ…あ…!」
41: :2016/05/16(月) 22:52:36.36 ID:
ことり「なんだぁ、梨子ちゃんかぁ♪随分と自信ついたみたいだったからわからなかったよぉ~」
梨子「あ、あ、あああああ…・」ガクガク
海未「どことなく穂乃果に似た方ですね、私達にも紹介してくださいよ。」
千歌「すごい…本物のμ's…///」ポーッ
梨子「…げて…」
千歌「え?」
梨子「逃げてえっ!早くっ…!早く…!ああ…!」ガタガタ
所詮田舎で粋がる都落ちレズなんてこんなもんだろ
END
梨子「あ、あ、あああああ…・」ガクガク
海未「どことなく穂乃果に似た方ですね、私達にも紹介してくださいよ。」
千歌「すごい…本物のμ's…///」ポーッ
梨子「…げて…」
千歌「え?」
梨子「逃げてえっ!早くっ…!早く…!ああ…!」ガタガタ
所詮田舎で粋がる都落ちレズなんてこんなもんだろ
END
50: :2016/05/16(月) 22:58:53.43 ID:
こんな短いのに面白かった
38: :2016/05/16(月) 22:48:22.54 ID:
そして例のコピペへ繋がるわけか…
51: :2016/05/16(月) 22:58:59.57 ID:
たしかに…蛙は大海を知らなかったかもしれない……
だが通用しなかったとも言っていないッッ!!!!
だが通用しなかったとも言っていないッッ!!!!
55: :2016/05/16(月) 23:12:11.01 ID:
コピペっていうかワイが書いたんやけどな、なぜか使われ始めて困惑。
64: :2016/05/17(火) 00:14:24.41 ID:
「地元で一番のレズ」で草
68: :2016/05/17(火) 01:22:45.45 ID:
いや、この文才だと本人と言われても頷ける
井の中のレズ
地元一番のレズ
そんな簡単に出る言葉ではない
井の中のレズ
地元一番のレズ
そんな簡単に出る言葉ではない
71: :2016/05/17(火) 06:06:22.28 ID:
自己紹介で「レズです」ってなんだよ
クッソワロタ
クッソワロタ
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