1:2016/05/03(火) 10:29:18.66 ID:
AM0:30

海未「ですから…ここは……」ウツラウツラ

真姫「ちょっと海未、大丈夫なの?」

海未「はい、だいじょうb…すみません、やっぱり大丈夫ではないかもしれません……」

海未「こんな時間まで起きているのは何年ぶりでしょうか……」

真姫「いつも何時くらいに寝てるの?」

海未「9時半……」

真姫「こどもかっ!」

海未(サンタを信じている真姫に言われたくない……そう思いつつ)

海未「すみません、目覚ましついでにことりの様子を見てきますね」

真姫「ええ、このままダラダラやってても効率が悪いだけだし、ゆっくりしてきたら?」

海未「はい…失礼します」
2:2016/05/03(火) 10:30:22.60 ID:
海未「ことり」コンコン



海未(……寝ているのでしょうか)

キィ……

ことり「………zzz」

海未(やはり…ミシンの前に突っ伏していますね)

海未「ことり、寝るならベッドに行きましょう?」ユサユサ

ことり「んっ…んみちゃ……」パチッ

海未「っ」ドキッ

海未(いまいい香りが漂ってきたような…ことりの匂いでしょうか……)

海未「失礼しますよ」ヒョイッ

ことり「わっ……」

海未「よい…しょっ……っと」

ことり「ありがとー……」スヤスヤ

海未「いえ、ことりも遅くまでありがとうございました。ゆっくり休んでくださいね」
3:2016/05/03(火) 10:31:01.73 ID:
海未(ことりを寝かせてからミシンをみると、新しい衣装がほぼ完成の状態にありました)

海未(ありがとうございます…ことり)

海未(それと同時にチラシが置かれていたのが目に入りました)

海未(温泉……?)

海未(住所をみると、近くのようでした)

海未(なるほど、先ほどのいい匂いはことりが温泉に入っていたからなのですね)

海未(営業時間は…とても遅くまで開いているのですね……)

海未(今から行っても、1時間半ほどはゆっくり浸かれそうです)

海未(…真姫を誘ってみましょうか)

海未「…おやすみなさい、ことり」

バタン
5:2016/05/03(火) 10:31:53.03 ID:
海未「すみません、ただいま戻りました」

「………」

海未「真姫……?」

真姫「………zzz」

海未(真姫ぃ………)

海未(真姫の手元を見ると、ノートの見開きに大きく)

『おそ す ぎ』

海未(と書かれていました)

海未(……すみません、真姫)

海未(みなさんには悪いですが、一人で行きましょう)

海未(なんとなく、深夜に外に出るのは背徳的でドキドキしますが……)

海未(真姫をソファに移動させて、毛布をかけて別荘をあとにしました)
6:2016/05/03(火) 10:32:29.42 ID:
ー温泉ー

海未(中々立派な旅館ですね……)

「いらっしゃいませ、入浴のみのお客様ですか?」

海未「は、はいっ、そうです」

「1時間半ほどで札止めとなりますのでご了承ください」

海未「はい、ありがとうございます」



海未(さすがに…脱衣所には誰もいませんね……)

海未(まあ、こんな時間に入りに来る人はこの旅館に泊まっている人か……よほどの物好きだけでしょう)

海未(ですが、私にとって人が居ないのは好都合です。ゆっくりさせてもらいましょう)
7:2016/05/03(火) 10:33:14.91 ID:
カポーーーーーン

海未(中に入ると、湯気が立ち込めていて、視界は悪いですが、よく清掃が行き届いている温泉だということがわかりました)

海未(スーパー銭湯のように広くはないですが、とても良い温泉です)

海未(かけ湯で一度体を流してからお風呂に浸かります)

海未「はぁ~~~………♥ 」

海未(思わずだらしのない声を漏らしてしまい恥ずかしくなってしまいましたが、周りには誰もいませんでした)

海未(ことりは……衣装をもうほとんど完成させていました)

海未(真姫も……優秀な子ですから、すぐにもできるでしょう)

海未(私は…まだまだですね。本当はこんな風に温泉に入っている余裕もないのですが……)
8:2016/05/03(火) 10:33:47.64 ID:
海未(みなさんに迷惑をかけないよう、頑張らなければ……)

海未「……おや?」

海未(よく見ると、外に出られる扉があり、露天風呂が設置されていました)

海未(…確かに、この絶景を湯気がかかって見えないというのはあってはならない話でしたね……ここのメインは露天風呂ですか)ザパァ

海未(お風呂から上がって露天風呂へと繋がる扉を開けます)

ギィッ…

海未「わぁ……!」

海未(湯気が一気に晴れたかと思うと、一面に広がったのは思わず声を上げてしまうほどの大自然でした)

海未(これがあと一ヶ月でも遅いようなら、一面が紅葉で最高の景色だったのでしょうね……)
9:2016/05/03(火) 10:34:18.69 ID:
海未(いやいや、高望みはいけません。こんなにもの素晴らしい自然を体感できるだけでも貴重なことなのですから)

海未「うっ……」ブルブル

海未(感嘆の念のあまり、外にいることも忘れて突っ立っていました…風邪をひいては堪りません。早く入りましょう)

チャプン…

海未「あはぁ……♥ 」

海未(しまった、また声を漏らしてしまいました……まあ、誰もいないのでよしとしま…………)

「…………」

海未(…誰かいますね……///)

海未(聞かれていたでしょうか…お恥ずかしい///)
10:2016/05/03(火) 10:35:07.14 ID:
「………」チャプチャプ

海未(岩陰に上手いこと隠れていて顔が見えませんね……)

海未(少しだけ…移動してみましょう)チャプ

「………っ!」ビクッ

海未(…少しだけ見えましたね)

海未(ハリのある白い肌……若い人でしょうか?私が言うのもおかしいですが、珍しい……)

海未(きっと綺麗な方なのでしょうね…)マジマジ

海未(って何をじっと見ているのですか、これではまるで変態のようです)
11:2016/05/03(火) 10:35:39.22 ID:
「………」プルプル

海未(ん…震えて……)

海未(調子が悪いのでしょうか…声をかけてみましょう)

海未「あの、すみません。だいじょう…………

絵里「きゃあああああああああ!!!!???」バシャァ!

海未「ぶっっっ!!?」

絵里「はぁ……!はぁ……!あ、あれ……海未………?」

海未「けほっけほっ……!もしかしてその声…絵里ですか?」
14:2016/05/03(火) 10:38:45.57 ID:
絵里「そうだけど……ごめんなさい、ビックリしてお湯掛けちゃった…!」

海未「い、いえ…大丈夫です。怪我はないので」

絵里「ほんとにごめんなさい……その、お化けが出たかと思っちゃって…」

海未「お化け……ですか。…ふふっ」

絵里「な、なによ。笑うことないじゃない…」

海未「いえ、わかりますよ。確かにこんな時間に外へ出るのは少し怖いですよね…ふふっ」

絵里「絶対わかってないでしょ……」
15:2016/05/03(火) 10:39:59.00 ID:
海未「まあ、それは兎も角として、どうしてこんな時間に……」

絵里「私は…もともと入るつもりはなかったのだけれど……」

絵里「その、お手洗いに行きたくなっちゃって…」

絵里「でも周りは真っ暗だし…街灯のついてる道に沿って歩いてたら…」

海未「ここに着いた、と」

絵里「入った手前、トイレだけ借りるのも申し訳なくて…」

海未「まあ、なんとも…絵里らしいと言いますか…」
16:2016/05/03(火) 10:41:03.65 ID:
絵里「海未の方は……気分転換にってところかしら」

海未「えぇ、…とは言っても、気分転換する余裕もないくらいなのですが……」

絵里「やっぱり捗らないの?」

海未「捗らないと言いますか、曲を作る上で必ずぶつかる壁に直面しているといいますか……」

絵里「大変なのね………」

絵里「…でも、こう言っては気分を害するかもわからないけれど、歌詞ってこういう間にも考えつかないものなの?」

海未「もちろん思い付こうとして思い付くものでもありませんし、ふとした時に思い付きますので、こういう時にも考えられないということはないのですが……」

海未「やはり、私だけで作るものではありませんので、みなさんと一緒に悩んで、苦楽を共にしたいと思っています」

海未「…ですので、あまりこういう風に一人で来るのもどうかとは思ったのですが……」

絵里「…真面目ね」
17:2016/05/03(火) 10:41:52.42 ID:
海未「………」

絵里「それじゃあ何?別荘に帰ったらまた曲作りするの?」

海未「はい、そのつもりです」

絵里「はい、って言ったって…あなたねえ…」

絵里「海未って効率悪い勉強とかよくしてるでしょ」

海未「なっ…!?そんなことはありませんよ、私だって普段テストの時は夜は寝て、朝早くに起きてするように心掛けています!」

海未「…ですが、今回は私個人の問題ではないでしょう?あまり迷惑を掛けたくないのです」

絵里「…あなたよく頭いいけどバカって言われない?」

海未「なんですかそれ。一度も言われたことないですよ」
18:2016/05/03(火) 10:42:49.01 ID:
絵里「確かに海未にそういうこと言える人もそんなにいないか……」

海未「あ、でも真姫からはよく『面倒な人』だと言われますね」

絵里「そう、それよ。それ」

絵里「確かにグループ間で迷惑を掛けないようにする、それは重要なことだと思うわ。でも、グループ間だからこそ無理はしないほうがいい」

絵里「迷惑を掛けないようにするんじゃなくて、互いに迷惑を掛けていくの。どうせ自分だけ気をつけてても必ずどこかで引っかかるわ。そんなのバカらしいじゃない」

絵里「だから、みんなで頑張っていきましょう?あなたがさっき言った通り、個人の問題じゃないのよ」

海未「………」

絵里「……と、私としては思うのだけれど……わかった?」
33:2016/05/03(火) 13:20:34.29 ID:
海未「……なんだか絵里、先輩っぽいです…」

絵里「先輩なのよ、いつも私をなんだと思ってたの」

海未「…姉?」

絵里「姉……?ふーん、そっかぁ…」

絵里「海未ちゃんは私をお姉ちゃんとしてみてたのね、なんだか嬉しいわ♥ 」

絵里「じゃあもう先輩モードはヤメ、お姉ちゃんモードに戻りまーす♥ 」

海未「なんですかモードって……」

絵里「まあ、そういうわけで、今日は寝なさい。5時くらいに起きてしっかりやればきっと上手くいくと思うわ」

海未「そう言っても5時だと……今から帰って寝てもそんなに寝られないですね……」

絵里「それじゃあ今から寝ましょう?小刻みに寝るのは負担が掛かるかもしれないけれど…徹夜よりマシだわ」
34:2016/05/03(火) 13:21:33.68 ID:
海未「そんなこと言ったって…お風呂で寝るのは危ないですよ」

絵里「いい考えがあるの。ちょっとこっちきて」

海未「え、なんですか?」

絵里「いいから♪」

チャプ…チャプ…

海未「えっと…なにをすればよろしいので…………

ギュッ

絵里「捕まえた♥ 」

海未「ひゃっ!?え、絵里!?」

絵里「よいっしょっと…」


海未(絵里は私に抱きつくと、浮力を利用して自身の膝の上に置いてきました)
35:2016/05/03(火) 13:22:07.97 ID:
海未「何を……!」

絵里「そのまま私の方に寄りかかっていいわよ」

絵里「そうすれば、寝てても大丈夫でしょう?」

海未「どういう観点で大丈夫なんですか…!」

絵里「まあ、いいじゃないの。とにかく力抜きなさい」ツンッ

海未「ひゃふぅっ!?」クタッ

絵里「うん、いい子ね♥ 」

海未「もう……」

海未(絵里にもたれ掛かると、背中には柔らかな感触が感じられて……)
37:2016/05/03(火) 13:22:45.34 ID:
絵里「どんな感じ?」

海未「え、えっと……絵里の体温が直に感じられて…あと心臓の動く音が伝わってきます。それと………」

絵里「ご、ごめん、やっぱやめて。こっちの方が恥ずかしかったわ///」

海未「あっ、早くなりましたよ。…ふふっ、なんだか楽しいです」

絵里「もう…///まああなたが満足してるならそれでいいけど……」

海未「………ふぅ」

絵里「落ち着く?」ボソッ

海未「んぅ……♥ 」ゾクッ

海未(左耳に直に声を送られて快感に悶えてしまいます)
38:2016/05/03(火) 13:23:38.38 ID:
絵里「脚、結構細いのね。鍛えてるって言ってもあなたも女の子ですもの。人の倍以上頑張ろうとかいつも考えちゃダメよ」サワサワ

海未「は…い……」

絵里「綺麗な髪……」ナデナデ

海未「ふぁ……♥ 」

絵里「出会い頭にお湯掛けちゃったけど、大丈夫?」

海未「ふぇ……?あ、はい。寒くはないので」

絵里「そうは言っても、髪が顔に張り付いてるわよ。…ごめんね」

海未(そういう絵里は頬に張り付いた私の髪を払ってくれました。繊細なものを扱うように丁寧に、その一方で愛撫するように優しく)
39:2016/05/03(火) 13:24:17.54 ID:
絵里「…ね、今ちょっとだけ顔覗き込んだのだけれど」

絵里「海未、すごく蕩けてる顔になってるわ」

海未「やぁ………っ///見ないでください…//」トローン

絵里「大丈夫、誰にも言わないわ。あなたはみんなにとって『凛々しくて素敵な海未ちゃん』ですもの。でも……」

絵里「私には別の顔も見せて欲しい。……そして、できれば私にしか見せないでくれると…嬉しいな」ボソボソ

海未「え……?」

絵里「ううん、なんでもない。ごめんねたくさん話しちゃって。もう眠いでしょう?」

海未「…すみません、実は、とても……」ウトウト
40:2016/05/03(火) 13:24:57.97 ID:
絵里「うん、いいわよ。そのままお休みなさい」

海未「………」コクッ……コクッ…

絵里「………///」ドキドキ


絵里「…チュウしていい?」ボソッ

海未「え?……まだダメですよ、そんな…」ウトウト

絵里「…そっか、『まだ』ダメか……」

海未(硫黄のにおいと、絵里の匂いに包まれて意識を落としそうになります)

海未(あ……ですがこのまま意識を落とすと……前に滑って溺れてしまうのでは……?)

ギュッ

海未「ぁ………」

海未(ありがとう……)
41:2016/05/03(火) 13:25:38.67 ID:
「み……うみ……」

海未「ん………」

絵里「海未っ」

海未「あ……絵里。どれくらい寝てましたか?」

絵里「30分くらいかしら。あと30分で札止めだって言われたから、そろそろ出ましょう?」

海未「ん……そうですね。すみません絵里、こんなに長く…脚に負担をかけてしまったでしょう?」

絵里「あなたみたいな華奢な子、一人載せたくらいで負担になるわけ………」

海未「……」ツン

絵里「っ~~~~~~!!??」ジーン

海未「…すみません」

絵里「だ、大丈夫……」
42:2016/05/03(火) 13:26:15.39 ID:
絵里「体洗って帰る?」

海未「…そうですね、そうしましょうか」

ジャーーーーーー

絵里「海未、大変そう」

海未「………」

絵里「あら、シャワーの音で聞こえてないのかしら」

絵里「…いつもそのシャンプー使ってるのね。私も同じのにしようかな」

海未「…………」

絵里「好きよ、海未」

海未「……」

海未「………」コクッ…コクッ…

絵里「って、寝てるの?髪洗いながら寝るだなんて器用ね…」
43:2016/05/03(火) 13:26:55.54 ID:
絵里「…体だけ洗ってあげるわね」

ゴシゴシ…

絵里「背中きれい……」

チュッ

絵里「ごめんね、マーキングしちゃった」

絵里「後ろはこれでいいと思うけど…前は……」

海未「………」スヤスヤ

絵里「…ごめん、少しだけだから……」

ゴシゴシ…

絵里「海未のお腹、腹筋が薄くついてる……」フニ

絵里「胸は…どうしよう」

絵里「丁寧にやるから…ちょっと我慢してね」
44:2016/05/03(火) 13:27:54.84 ID:
フニ…フニ……ツン

海未「んっ……!」ピクッ

絵里「ご、ごめんなさい」

フニフニ……クニッ

海未「ひぅっ……!」ビクビク

絵里「………///」

海未「はぁ……はぁ……!」カクカク

絵里「う、海未……///」

絵里「ごめんね、その、楽にしてあげたいのだけれど……今の私にはソレはできないの…ごめん」

絵里「……流すわよ」

ジャーーーーーー

海未「はっ……ん…」パチッ
45:2016/05/03(火) 13:29:05.97 ID:
海未「あ、すみません絵里…多分寝てました」

絵里「ん、ばっちり寝てたわよ。ある程度洗っておいたから安心して」

海未「すみません……」

海未(でもなんだか…体が火照っているような…?)ドキドキ
46:2016/05/03(火) 13:29:23.83 ID:
絵里「ふぅ、いいお風呂だったわね」

海未「えぇ、そうですね。絵里とも会えてとても嬉しかったです」

絵里「うん、私も。とっても幸せな時間だったわ」

海未「それでは…おやすみなさい、絵里」

絵里「道端で寝ないようにね。おやすみなさい」

テクテクテク……

絵里「本当に、幸せだったわ……♥ 」
47:2016/05/03(火) 13:30:07.66 ID:
AM 5:30

真姫「ん…起きなきゃ……」

真姫「やだ…30分寝過ごしちゃった…二人とも起きてるかしら……?」

ジューーー

真姫「……?キッチンから?」


ことり「あ」

真姫「ことり、おはよう」

ことり「真姫ちゃん、今起きたの?」

真姫「ええ。…その寝癖からすると……ことりも今起きたのね」

ことり「やん……//恥ずかしいよ…//」

ことり「…今料理してるのって」

真姫「海未、よね。こんな朝早くからなにやってるんだか……」ガチャ
48:2016/05/03(火) 13:30:36.53 ID:
海未「………ん?」クルッ

海未「おはようございます、ことり、真姫」

ことり「おはよう、海未ちゃん。昨日はありがとう♥ 」

真姫「おはよう。…ちゃんと眠ったの?」

海未「えぇ、きちんと睡眠を取りましたのでご心配なく。さあ、みんなが起きる前に曲をある程度まで仕上げてしまいますよ。後でみなさんで朝食を食べるので、軽めのものですが、よかったらどうぞ」

ことり「え…?じゃあこれ、私たちのために作ってくれたの?」

真姫「海未……やっぱりあなた、面倒な人ね」

海未「真姫」ズイッ

真姫「な、なによ……」

海未「私、これからその『面倒な人』を卒業しますので、よろしくお願いします」ニコ

真姫「……意味わかんない」
49:2016/05/03(火) 13:31:18.78 ID:
AM8:30

ガチャ

海未「………」スヤスヤ

ことり「………zzz」

真姫「ん……」スヤスヤ

希「…ゆっくり寝かせといてあげようか」

絵里「…そうね、でも起きたらすぐ練習よ。…みっちりね」



絵里「みんなは昼にすぐ帰れるように帰る支度を先にしておきましょう」

みんな「はーい」

ドタドタ ガチャ バタン
50:2016/05/03(火) 13:31:59.24 ID:
絵里「………」

絵里「結局、完成したのね。…よかった」

海未「………」スヤスヤ

絵里「……今は『まだ』なのかもしれないけど、いつかちゃんとしたいと思う」

絵里「だから今回は……ちょっと前借りさせてもらえないかしら」

海未「………ん」スヤスヤ

絵里「ありがとう、海未」チュッ


おわり
56:2016/05/03(火) 15:20:15.71 ID:
うみえり美しいな
おつ
58:2016/05/03(火) 15:26:36.97 ID:
10ハラショー
61:2016/05/03(火) 18:38:11.27 ID:
善きかな