1:2016/04/08(金) 22:18:21.56 ID:
かきためなし
4:2016/04/08(金) 22:23:52.46 ID:
海未(ご無沙汰しております、園田海未です)

海未(とはいえ、皆さんのご想像する園田海未と、今の『私』は違います)

海未(現在私は23歳、社会人です)

海未(今は……詳しくは言えませんが、女性の割合が比較的多い会社に勤めています)

海未(ことりが就職していると似合いそうなところですが…)

海未(なぜここに就職したかといえば、やはり男性をできるだけ避けたいためです)

海未(7年ほど前、スクールアイドルをしていて男性の目にも慣れたはず…なのですが、やはり私は仲間がいないと弱いようで……)

海未(ここまで話すと、私の素性について知っている人はよく、『家は継がなくていいの?』なんて言われます)

海未(それに関しては…わからないところです。最近姉が帰ってくるかも、なんて噂を耳にしましたし、仮に私が継ぐとなっても社会経験としてしばらくはこの仕事に精を出すよう言われました)
5:2016/04/08(金) 22:27:35.45 ID:
海未(そういうわけで、今日もこの職場で働き、一人暮らしを頑張っているわけですが、一つだけ、困ったことがあります)

海未(それは…セクハラ被害を受けている……かもしれない、ということです)

海未(かもしれない、というのはセクハラをする側が女性であるという点です)

海未(単なるスキンシップの可能性もありますが、どうにも過剰な気がしてならないのです)

海未(私は高校、大学ともに女子校でした。同性の反応…とかも一応慣れているはずなのですが……)

海未(まあ、セクハラされるだけならまだよいのです(よくないですが!!))

海未(その、セクハラをしてくる人というのが…)

海未(まあ、そのことは私の生活を見ていただければわかるかと思います)
6:2016/04/08(金) 22:32:09.23 ID:
ー朝ー

海未「………」カタカタ

モブい「おはよう!今日も早いね、園田さん」

海未「おはようございます、先輩。お茶をお持ちしましょう」

モブろ「あ、海未ちゃん。私のもお願いできるかな?」

海未「かしこまりました」ニコリ



モブは「はぁ~、園田さん、やっぱりかっこいい~、学生時代を思い出すなあ」

モブに「ちょっと、そういう憧れ持つのやめなさいよ。噂だけど彼女、高校と大学告白してきた女の子バッキャバッキャ切っていったらしいよ、私たちと同類じゃないって」

モブは「(バッキャバッキャ…?)え~!?そうなんですか~?やっぱり私には先輩しかいないですよ~」ギュッギュッ

モブに「ちょ、抱きつくな…!」

??「おはようございます」
7:2016/04/08(金) 22:36:46.78 ID:
モブは「あ……♡」パッ

モブに「おい……」

モブは「あっちは…園田さんとは違うベクトルで『いい』なあ~」ポー

モブに「まあ…あれは超人よね、私と同期なのに、いつの間にか大きな企画とか任されてるし……」

モブに「これも噂だけど、彼女が高校で生徒会長だったとき、放課後に時たま嬌声が聞こえてきた…とか」

モブは「キャ~!そ、それって…二つの意味でヤリ手ってことですね!?」

モブに「誰が上手いこと言えと……さあ、無駄話してないで仕事するぞ」

モブは「はぁい」
8:2016/04/08(金) 22:47:04.90 ID:
海未「お待たせしました、どうぞ」コト

モブい「ありがとう~!うーん、やっぱり朝は園田さんの淹れたお茶に限るね~」

海未「モブろ先輩も、どうぞ」コト

モブろ「ん、ありがとう。お茶汲み係にさせて申し訳ないね、海未ちゃんは期待の星だというのに……」

海未「いえまだ右も左もわからない身ですので、これくらいのことは………」

??「おはようございます」

モブいろ「おはようございます」

海未「おはようござ………っ」ササッ

モブい「?どしたの?」

海未「いいえ、なんでも…」
14:2016/04/08(金) 22:56:12.56 ID:
??「先輩、昨日言われた企画書の一部、仕上げておきましたのでどうぞ」

モブろ「ウソ?今日続きやって終わらせる予定だったのにもう終わったの?すっご……」

??「こういうのは書けるうちに書いておかないとどうしても詰まってしまうので…早めに書いておきたくて」

モブろ「いや……それにしても今日あなたになにさせればいいんだろ…ちょっと仕事持ってくるからしばらくゆっくりしてて」スタタッ

??「………」

??「おはよう、今日もよろしくね、園田さん」ニッコリ

海未「はい、よろしくお願いいたします…先輩」

海未(結論から言えば…この人が私にセクハラ?をしてくるのです)

モブい「あー、私が園田さんの指導役になりたかったなー」

??「ふふっ、いいでしょう?でも絶対譲ってあげないわよ」

モブい「ぶー!」

海未(正直、モブいさんと変わって欲しいくらいです)
16:2016/04/08(金) 23:02:10.29 ID:
カタカタカタカタ

海未(基本的に私の仕事は、『あの人』を通してやることとなります)

海未「…………」チラッ

??「ここはこうした方が………それならこれに……であれば………」テキパキ

海未(一見すると、私が思っている通りの、とても真面目で仕事ができる素敵な女性なのですが…)

??「ん……?」チラッ

海未「っ!」サッ

??「………」ニコニコ

海未(はぁ………)
17:2016/04/08(金) 23:05:12.15 ID:
ウィーンガシャン ウィーンガシャン パチ パチッ

海未(これで…できましたか。タイピングも高校に比べたら随分早くなったものです)

海未(あとはこれを…『あの人』に提出するだけなのですが……)

海未「………」ウロウロ

モブい「何か困り事?」

海未「い、いえっ!大丈夫です!失礼します!」スタタッ

海未(いつまでも立ち往生しても仕方がありません、さっさと提出して次の仕事に取り掛かりましょう)


海未「すみません、今よろしいですか?」

??「ん?ああ……園田さん」ニコリ

海未「書類の確認をお願いします」
18:2016/04/08(金) 23:09:24.35 ID:
??「ん、もうできたのね、偉いわ」ナデ

海未「っ!」サッ

??「………ふぅ」ヤレヤレ

??「……どれどれ」ペリ…ペリ…

海未(普段この人は眼鏡をしていますが、何か読むときは眼鏡を外します、明らかに伊達なのでしょうが、専らファッションとしか考えていないそうです)

海未(そしてその眼鏡を外した姿は…私にはとっても馴染みがあって……)

??「ちょっと」

海未「は、はいっ!」
19:2016/04/08(金) 23:12:37.13 ID:
??「ここが空欄になってるのはどうして?」

海未「え?どこですか?」

??「ここよ、こーこ」ポンポン

海未「むっ……」ズイッ

海未(文字が小さかったので少しだけ彼女に近づきました)

海未(仕事中ですし、オフィスの真ん中でまさかそんなことはしないだろうと思っていたのが迂闊でした)

海未「あ、あぁ、これですか。ここはまだ企画段階で決定次第でnひぃっ!?」ビクッ

まわり「!?」ビクッ
20:2016/04/08(金) 23:18:39.20 ID:
海未「あ、す、すみません……虫が……すぐに追い出しますので」

モブは「なんだ虫かぁ~」

モブい「虫で叫んじゃう園田さん…かわいい」

??「虫?大きいやつかしら、ここは生産部署ではないけれど、衛生面は気をつけないとね」

海未「………っ!」キッ

??「ん?どうしたの?」ニコニコ

海未「っ……いえ……」

海未(…そう、焦ってはいけません。この人はいつも…私の反応を見て楽しんでいるハズなのです。ずっと…)
23:2016/04/08(金) 23:22:38.53 ID:
??「ぱっと見気になる点はなかったけれど、一応最後に確認させてね、このまま会議に提出するから」サワサワ

海未「っ!んっ……」ピクッ

??「どうしたの?調子悪いなら座ってもいいわよ」

海未(そういいながら、私のお尻をパンツスーツ越しに、舐め回すように撫でてきます。この人は頭と手に異なる脳を所持しているのかと疑うほどです)

海未「い、いえ……お構いなく…」

ガチャ

モブろ「ふぅ~~、疲れた。新しい仕事取ってきたよ」

海未(助けの船が……!!)
24:2016/04/08(金) 23:29:21.62 ID:
??「すみません、わざわざ取りに行かせてしまって……」

モブろ「いいのいいの、あなたの仕事が早く終わりってことは、私も楽ができるってことだからね」

モブろ「園田さんの書類みてるの?それならその間最初の記入欄だけ代わりに書いておくよ」

??「ありがとうございます」

モブろ「んーと……」カキカキ

モブろ「…ごめん、名前どうやって書くっけ?普通の字じゃなかったよね?」

??「アヤは絢爛の絢、セは瀬戸内の瀬です」

モブろ「そうそう、思い出した。アヤの字が違うんだよね。……ついで下の名前もいいかな?」

絢瀬「ピクチャーヴィレッジで絵里です」

モブろ「おっ、めっちゃわかりやすい。ロジックのほうかと間違えるよ」

絵里「学生時代は赤坂、とかこない限りずっと1番だったので、よく覚えられてましたよ」

モブろ「それは多分、絢瀬さんの人柄とか…そのカリスマ性?にあると思うよ」

絵里「カリスマ性って…私まだ入社2年目なんですけど。…まあでも、高校は生徒会長もしてましたしその時は…確かにそうだったかもしれませんね」クスクス

海未「………」
25:2016/04/08(金) 23:34:30.97 ID:
海未(そう、私にセクハラをしてくる先輩…というのは絢瀬絵里、その人なのです)

海未(かつて私の学生時代の先輩で、スクールアイドル、μ'sでの仲間で、そして…………)

海未(彼女の大学進学以後、一切連絡を交わしていなかったのですが、まさかこんな偶然があろうとは)

絵里「うん、完璧ね!ありがとう、園田さん」

海未「…はっ!?は、はい!こちらこそありがとうございます!」

モブろ「…そういえば、絢瀬さんは海未ちゃんと相当早くに仲良くなってたきがするけど…もしかして前からの知り合いだった?」

海未(距離が無駄に近いだけですよ!!)

絵里「さぁ……どうだったでしょうか、もしかしたら以前にあったかもしれないし、それとも前世からの運命、かも…」

モブろ「運命って…意外と絢瀬さんロマンチストだね」

海未(なにが運命ですか)
26:2016/04/08(金) 23:41:08.85 ID:
ー後日ー

海未(今日も私は朝から仕事をしています。当然のことですが……)

海未(セクハラで精神的なダメージを受けているかといえば実はそうではなく、メンタル面においてはほぼ支障はないのです)

海未(相手が絵里だから…なんてこともあるのでしょうが)

海未(い、いえ!別に絵里だから受け入れるというわけではなくて嫌なものは嫌なのですよ!?)

海未(……まあ、大した影響はないので普通に仕事ができています)


海未「『絢瀬先輩』、確認をお願いします」

絵里「 …あなた、最近仕事が早くなってきてるわね。嬉しい限りではあるけれど」ペラペラ

絵里「……ふぅん、ねえ園田さん、これは?」

海未「ん?どれですか……はっ!」
27:2016/04/08(金) 23:44:51.78 ID:
海未(前にこれで失敗したのでした…なるべく近づかず確認しましょう)

絵里「ここよ」ポンポン

海未「あ、そこは……すみません、記入漏れです」

絵里「あとここ、向こう側の人の名前間違えてるわ、旧字体にしないと」

絵里「そもそもこのページなんか、グラフがそもそもおかしなことになってる、ここもやり直し」

絵里「それとここ、あとここ、こんなところまで………」

絵里「ねえ園田さん」ニコニコ

海未「はい……」

絵里「全然ダメね」

海未「すみません……」

絵里「いくら今日からOSがアップデートしてパソコンの使い勝手が変わったとはいえ、コレはないんじゃない?」

海未「おっしゃる通りです……」

絵里「一度全部作り直したほうが早いんじゃないかしら」ニッコリ
28:2016/04/08(金) 23:49:25.48 ID:
モブい「ひぇ~~……めっちゃ怒られてる…絢瀬先輩って意外と怖いんですね…あれは心折れる…」

モブは「いや、でも……私も怒られたいかも…♡」

モブい「えぇ………?」

モブい「…と、とにかく、園田さん大丈夫かな……」


海未(なんてひそひそ話が聞こえてきましたが、割と平気です)

海未(というより、安心した、というかなんというか)

海未(やはりあの時の、学生だったころの厳格で、真面目な絵里は健在なのだと思うとどうしても嬉しくなるのです)

海未(…過去に未練があるわけではありませんが)

海未(とにかく今日は、残業ですね)
30:2016/04/08(金) 23:53:49.69 ID:
モブい「お先に失礼します」

海未「お疲れ様です」

モブろ「あれ、海未ちゃんは帰らないの?」

海未「ええ、残ってる仕事がありますので、家に仕事を持ち込みたくないので、今のうちにと……」

モブろ「いい心がけだね、上司として一緒に居てあげるのがいいんだろうけど…ごめんね、上の人と一緒に飲みに行く約束してて……」

海未「お構いなく、楽しんできてください」

モブろ「ありがとう、それじゃあ私も失礼します」

海未「お疲れ様でした」

ガチャバタン

海未「……さて、終わらせてしまいましょう、2時間ほど…ですかね」
31:2016/04/08(金) 23:58:32.69 ID:
ー1時間後ー

海未(大体予定通りでしょうか……特に問題はなさそうです)カタカタ

コトッ

海未「っ!?」ビクッ

絵里「どしたの?」

海未「えr……絢瀬先輩!?」

海未「なんでまだ残ってるんですか!?」

絵里「なんでって…ずっと前からいたし、それに毎日このくらいまで会社いるわよ」

絵里「あなたこそ、私、いつ帰るかなーって思いながら見てたのに」

海未「も、もうすぐ帰りますよっ」
32:2016/04/09(土) 00:05:05.03 ID:
絵里「あらそう……今日訂正された分が重なって多いんでしょう」

海未「……」ギクリ

絵里「まあ、私が課したノルマなんだけれど……半分はもう終わってるのね、一人の方が捗るタイプなのかしら…いや、昔からだっけ」クスクス

海未「………」ムッ

海未「…あの!昔話は今は……!」

絵里「ねえ、このコーヒーいる?」

海未「え?…まあ、貰えるというのであれば、いただきます」

絵里「タダじゃあげられないわ。悪いけど、交換よ」

絵里「よいしょっ」

海未「あ、ちょっと…!」
34:2016/04/09(土) 00:09:27.03 ID:
絵里「私の仕事、なくなっちゃったのよ。だから…おっとと…」

絵里「この書類と交換ね、あとは一人でやりなさい」

海未「一人でって……」

海未(私の書類、7割以上持って行かれたんですが……)

カタカタカタカタ

海未(なんだかさっきのは昔の絵里だったような気がします…)

海未(いえ、本質的にはなにも変わっていないのですが、私に対しての接し方といいますか…)

海未(……昔…ってなにを過去にいつまでも囚われているのですか……私もいい加減大人にならなければ)

海未(絵里とはもうなんでも……ないんです)
35:2016/04/09(土) 00:14:22.04 ID:
海未(…とか考えている間に終わってしまいました…さすがにこの分量は少なすぎますね)

海未(……私も、絵里にお茶くらいは……)

絵里「あら、園田さん、終わったの?」

海未「あ、はい、その、引き受けてくださり、ありがとうございました」

絵里「いいのいいの、私仕事するの好きみたいだから」

海未「そ、そうですか……。あの、お茶とかは…」

絵里「え?いらないわよ」

海未「そんなこと言わずに、私もなにかしないと気が済まないのです」

絵里「そんなこと言ったって、もう終わってるもの」

海未「は?」
36:2016/04/09(土) 00:20:47.19 ID:
絵里「後は帰るだけ」

海未「…え、ちょっと待ってください、私の仕事の7割くらい持って行きましたよね?」

絵里「そうだったかしら」

海未「残った3割を私が消化するのにも10分ほどかかったのに、あなたがそんな早く終わらせられるはずが……」

絵里「キャリアの違いよ」

海未「一年でしょう……!」

絵里「…大きいわよ、一年は」

絵里「……あ、さっきあなた何かしないと気が済まないって言ってたかしら」

海未「え?まぁ……」

絵里「それじゃあお茶はいれなくていいからその代わり……」テクテク

海未「あ、絢瀬先輩……?」

ガシッ

海未「っ!?」

絵里「慰みものになって貰おうかしら」

海未「なっ……!?」
43:2016/04/09(土) 01:10:40.52 ID:
絵里「今日ずっと考えてたのよ、どうして今日はパンツじゃなくてスカートなのかなって……」

海未「クリーニング中です……っ!」

絵里「そんなこと考えてたらちょっとムラムラきちゃって……こんな時間に二人きりよ?耐えられないじゃない」

海未「こ、こんなの…!見過ごせませんよ!」

絵里「今までも結構露骨にやってたつもりなんだけど……」

絵里「まあ、告げ口したいならご自由に」ジーー

パサッ

絵里「綺麗なお尻ね、あの頃と変わってないわ」

海未「っ……///」
44:2016/04/09(土) 01:17:08.85 ID:
絵里「髪も随分伸びて…ポニーテールにしてるのは私の影響?」ナデナデ

海未「そんなわけ…ない、です……!」

パシーン

海未「い゛っ!?あああぁぁっっっ!!」ビクビクッ

絵里「こらこら、あまり大きな声出さないでよ、警備員さんとかに気づかれちゃうでしょう?」

海未「はっ……はぁっ……」

絵里「それにしても……すこしマゾ気質なところも変わってないのね。かわいい…♡」

海未「ま、マゾだなんて……っ」

バシーン

海未「あうぅっっ♡♡」ビクッ

絵里「あはっ…いい声出てきたじゃない」
45:2016/04/09(土) 01:29:12.49 ID:
絵里「昔は…凄かったわよね、放課後になるとお互いに求め合って……生徒会室使ってたかしら」

絵里「今思うと退学モノだけれど……」

絵里「あなたもあなたよね、毎日絵里、絵里って……背中に痕がつくまで抱きついてきて…」

絵里「…あの時みたいに呼ばないの?ねえ、『海未』」

海未「っ……!その呼び方はやめてください……!」

絵里「……ふぅん、あくまで過去には戻らないのね。まあいいわ…この辺かしら」フニ

海未「くっ……ふっ…♡」ヒクヒク

絵里「あら、体がまだ覚えてるのかしらね」クスクス

海未「はぁっ……やめ…て……」フリフリ

絵里「口とは反対に、体は動いてるみたいね、そんなにいやらしくお尻振っちゃって……」フニフニ

海未「っ!ちがっ……これは……!」フリッフリッ
47:2016/04/09(土) 01:36:01.30 ID:
絵里「さて、と、焦らしても悪いしそろそろ挿れるわよ……」ズプ…

海未「くはっ………♡」ビクビク

絵里「うわ……すごい締め付けてる…♡久しぶりだからやっぱり恋しかった?」クイクイ

海未「そんなわけっ……あぁんっ♡♡」ビクッ

絵里「それとも大学時代、恋人も作らなかったのかしら。こういう事自体、私で最後だったりね…♡」グチュグチュ

海未「あっ♡うぅっ♡…どうしてこんなっ……!」

絵里「どうして?自分の胸に聞いてみなさいよ、そんなこともわからないのね」

絵里「ああ…なんだか腹が立ってきたわ…」

絵里「ほら、イかせてあげる。だらしない姿を晒しなさい」グチュグチュグチュグチュ

海未「ひっ!?そんなっ…はげしっ♡♡」

海未「イっ……♡イキますっ……♡イク、イクイクイク……っ♡♡♡」

海未「イッくぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ♡♡♡♡♡」ガクガクガクガク

絵里「あはぁ♡すご……♡」
48:2016/04/09(土) 01:39:48.07 ID:
海未「っはっ……♡あは……♡ふふ……♡」ヒクッヒクッ

海未「っは………はぁ……」ガクッ

絵里「っと……」ダキッ

絵里「大丈夫?」

海未「………」フルフル

絵里「そう……ごめんね」

海未「…離れてください」

絵里「……でも」

海未「お先に…帰ってどうぞ」

海未「……腰が抜けました、そのうち私も帰りますので」ハァハァ

絵里「…うん、とりあえずスカートだけでも」

海未「自分で履けます」
49:2016/04/09(土) 01:44:17.52 ID:
絵里「……じゃあ、帰るわよ」

海未「ええ、お疲れ様でした、『絢瀬先輩』」

絵里「っ………」

ガチャ バタン

海未「………はぁ」

海未(そう、私と絵里は高校の頃、付き合っていました)

海未(絵里がμ'sに入ってから間もなくでしょうか、お互いが似た者同士ということに気づいて惹かれ合うように付き合い始めましたが)

海未(それから数ヶ月、とても幸せで、誰にも話さなかった秘密の時間のようなものができて充実していました)

海未(エッチも……たくさんしましたし、お互いを愛していました。それは事実だと思います)

海未(…ですが、それは絵里の進学とともに自然消滅してしまいました)

海未(それから、私が大学にいっても恋人を作らなかったのは(できなかった?)絵里を忘れられなかったからなのだろうと思います)
50:2016/04/09(土) 01:50:18.40 ID:
海未「………」ジンジン

海未(それにしても……)

海未(盛大に…果ててしまいました…///はずかしい……)


海未(…そろそろ、動けますかね。帰りましょうか)

ガチャ バタン

海未「………」テクテク

絵里「……ほっ」
51:2016/04/09(土) 01:53:34.03 ID:
海未(…さて、遅くなりましたが食材を買いに行きましょう。確かこの辺りに遅くまで開いているスーパーが……)

ウィーン

海未(チャーハンは昨晩食べましたし、肉じゃが…は時間がないですかね。そういえばこの前実家から送られてきた魚が余ってましたからメインはそれで…)

海未「……おや?」

絵里「………」ガサゴソ

海未(………声を掛けるべきなのでしょうか、いやしかし、今の今ですし…)

絵里「うーーん……」クルッ

うみえり「あ」

絵里「……どうも」

海未「…先に帰ったのでは?」

絵里「ずっとスーパーで買い物してました……ってね?」
53:2016/04/09(土) 02:00:08.99 ID:
海未「…の割には買い物かごに何もないですね」

海未「………」ジー

絵里「……なによ、あなたが起き上がるの確認してから私も出たのよ」

海未「えっ……」

絵里「あっ、いや、違うわ。仕事仲間としての心配よ」アセアセ

海未「はぁ………」

海未「というか…お弁当コーナーって……」

海未「絢瀬先輩、自炊は……」

絵里「し、失礼ね、心配されずともきちんとやっているわ。今日は遅いからお弁当にしようと思っただけよ」
54:2016/04/09(土) 02:06:57.16 ID:
絵里「えっと……7割引で176円…小銭は」ヒラヒラ

海未「??なにか落ちましたよ?レシート?」

絵里「あ゛、それは…」

海未「な、なんですかこれ…昨日も一昨日も二週間前も全部弁当とお酒しか買ってないじゃないですか!」

絵里「たまたまよ……」

海未「絵里……あっ///」

海未「コホン……絢瀬先輩、家はどちらに?」

絵里「え?ここから急行で2駅だけど……」

海未「……それではちょっと来てください、私の家はここから歩いて10分ほどですので」グイッ

絵里「あっ、ちょっと!?」
58:2016/04/09(土) 02:12:16.87 ID:
ガチャ

海未「どうぞ」

絵里「お邪魔します……」

海未「嫌いな食べものは?」

絵里「海苔とうめぼし…」

海未「わかりました、30分ほどくつろいでいてください」

絵里「え、ちょ、もしかしてご飯作るの?」

海未「当たり前です、あなたのハードワークにその不摂生はあまりに危険です。栄養バランスが取れていてなおかつ温かいご飯を食べて食事の素晴らしさを再認識してもらいます」

絵里「なんだか仰々しいわね…でもありがとう。それなら海苔でもうめぼしでもなんでものっけていいわよ。海未が作ったものですもの」

海未「…っですから、そう呼ぶのはやめてください!」

絵里「……はぁ」
59:2016/04/09(土) 02:15:58.81 ID:
絵里「ねえ海未、私のこと嫌い?」

海未「キライとか…そういう問題ではないでしょう?私たちの場合は……」

海未「とにかく、そういう話をするにしても今はやめてください。…ご飯を作っていますので」

絵里「……ええ、そうね。ありがとう」


絵里「………」ソワソワ

絵里(落ち着かない……)

絵里「……」チラッ

海未「………」シャッシャッシャッ……

絵里(あ、μ'sの写真が置いてある)

絵里(懐かしい……この頃はまだ海未と…)
60:2016/04/09(土) 02:19:45.30 ID:
絵里(……あら、もう一つ小さいアルバムが…)パラ

絵里「っ!」ドキッ

絵里(こ、これ…μ'sの活動の時に撮った私と海未しか写ってない写真ばっかりじゃない!それに一緒に撮ったプリクラとかもある……)

絵里(……海未)ギュッ

海未「なにを見ているのかは知りませんが」

絵里「っ!?」パタン

海未「あまり人の部屋を漁るというのは感心しませんね」

絵里「…ごめんなさい」

海未「そろそろ出来ますので、ご飯持って行ってください」

絵里「…私、一応お客さんで仕事の先輩じゃなかったかしら……」

海未「私の家にいる限りはそれくらいはしてもらわなければ、さもなくばご飯食べさせませんよ?」

絵里「冗談だってば……」テクテク
61:2016/04/09(土) 02:23:04.55 ID:
絵里「……ねえ園田さん、冷蔵庫見ていい?」

海未「え?構いませんが、面白いものはありませんよ?」

絵里「ホントに?日本酒とか持ってそうな……」ガチャ

絵里「………」

絵里(パックで作ったお茶、こんにゃくゼリー、各種調味料)

絵里「本当に面白くない……」

海未「…見ておいて失礼ですよ」

絵里「まあ、こんなこともあるかと思って、お酒だけ買ったのだけれど……」

絵里「園田さんって普段お酒……まあこの冷蔵庫の中身だから飲まなさそうよね」

海未「まあ…そうですね、たまに実家から日本酒が送られてきますが、穂乃果やことりが遊びに来た時に開けるくらいですか」

絵里「ワイン買っちゃったけど…和食に合うのかしら」

海未「まあ…大丈夫でしょう。私が飲めるかは別ですが」
62:2016/04/09(土) 02:25:56.13 ID:
海未「……さっ、出来ましたよ、食べましょう?」コト

絵里「わっ……なにこれ、すごい美味しそう!」

絵里「いつもこんなの作って食べてるの?」

海未「飾り付けを丁寧にしただけですよ、いつもは魚をポンと置いただけの殺風景なものです」

海未「とりあえず、食べてみてください。温かいご飯とお味噌汁だけは、少なくともお弁当では経験できませんよ?」

絵里「いただきます……」モグモグ

絵里「ん………」モグモグ

絵里「……ぇぐっ」ポロポロ

海未「な、なぜ泣いているんですか!?」

絵里「なんか……よくわからないけど…あったかいわ……」モグモグ

海未「ああもう、涙を流しながら食べないでください」フキフキ

絵里「あ、ちょっと…///」

海未「あ……///」

海未「わ、わたしもいただきますね!!//」モグモグ
63:2016/04/09(土) 02:29:48.82 ID:
絵里「あ、ごめん、お酒注いでなかったわ」トポトポ

海未「あ、ありがとうございます……」

絵里「それでは…園田さんの機械音痴克服を願って……乾杯♪」チーン

海未「機械音痴というわけではないのですが……」チーン

絵里「んくっ……うーん、私もあなたと一緒に飲むからワインなんて買っちゃったけど、中々美味しいわね」

海未「いただきます……ん…」クラッ

絵里「ちょっと、大丈夫?」

海未「えぇ、飲み始めはどうもこうなるみたいで……お酒に弱いだけなのでしょうが」

絵里「それじゃああまり飲みすぎないようにしないとね」

海未「…あなたのことですから、無理に勧めるのかと思っていましたが」

絵里「園田さんは期待の新星ですもの、明日二日酔いで休みます、なんて言われたら困ります」

海未「さすがにそこまでは…自制も効くでしょうし……」
86:2016/04/09(土) 23:28:51.50 ID:
絵里「……そういえば、さっき穂乃果とことりの話題が出たけれど、彼女たちとはよく会ってるの?」

海未「ええ、少なくとも2週間に1度くらいは遊びに来ますよ」

絵里「そうなの、連絡こそたまにしか取ってなかったけれど、久々に会ってみたいわね」

海未(…私には一切連絡を寄越さなかったくせに……)

海未「今度一緒に会いませんか?二人ともきっと喜びますよ」

絵里「……もし、4人で会ったら」

海未「?」

絵里「その時は私をあの時みたいに『絵里』って呼んでくれるのかしら」

海未「っ……また、そういう話を……」
87:2016/04/09(土) 23:31:41.72 ID:
海未「…仮に呼んでも、二人を気遣ってのことですし、私にとっては一先輩の『絢瀬先輩』に変わりはないでしょうね」

絵里「……そう」


海未(あぁ、どうしてこうも私は会話が苦手なのでしょうか。食事の時間はせめて楽しく過ごしていたいのに……)ゴクゴク

海未「すみません、ボトルを……」

絵里「え?いいけど……大丈夫なの?」

海未「これくらいは大丈夫でしょう……」トポトポ
88:2016/04/09(土) 23:35:04.11 ID:
ー30分後ー

海未「…………///」ポー

絵里「ごちそうさまでした。久しぶりにこんな美味しいご飯食べたかも。ありがとう、園田さん」

絵里「って園田さん?本当に大丈夫?」

海未「ぇ?あ、はい……お粗末様でした…」

海未「食器は…片付けて置くので…お構いなく……」フラフラ

絵里「今のあなたに食器を任せると全部割っちゃいそうだわ。ベッドでゆっくりしていなさい、寝室は?」

海未「あっちです……」ポケー
89:2016/04/09(土) 23:38:47.04 ID:
絵里「ほら、寝転がりなさい」

海未「ん……」ゴロン

絵里「じゃあ、洗い物はさせて貰うけれど、終わってあなたが寝てたら黙って帰らせて貰うから……」

海未「ぁ……待って…『絵里』……」ギュッ

絵里「っ!?」ドキッ

絵里「あなた、今……」

海未「……どうして」

絵里「え………」

海未「どうしてずっと連絡をくれなかったのですか?」
90:2016/04/09(土) 23:42:41.37 ID:
海未「私、ずっと待ってました。大学に入ってからもずっと、あなたの事を一時も忘れたことはありません」

絵里「…そんなこと、私が聞きたいわよ。何を送っても一向に返事がこないし……」

海未「え……送っていたのですか?」

絵里「送ってたわよ、毎日毎日、なんで見てもらえないんだろうって思いながら…!」

海未「あの…私も……送っていたのですが」

絵里「………?」

絵里「どうも話が噛み合わないわね…」

絵里「ぁ……そのd……海未、あなた携帯は変えた?」

海未「ええと…大学2年生くらいに一度だけ変えました」

絵里「前の携帯はある?」

海未「……確かその引き出しの中に…」

絵里「あ、これね、ちょっと中見るわよ」
91:2016/04/09(土) 23:45:56.59 ID:
絵里「…………」ポチポチ

絵里「…やっぱり」

ピロリン

海未「わっ、なんですかこれ……」

絵里「全部私からよ、高校卒業してから、今までのね」

絵里「私ね、高校卒業祝いに当時出たばかりのやつに機種変したのよ」

絵里「で、このアプリがその機種に対応するのにアップデートする必要があったんだけれど……」

絵里「あなた、ずっと旧バージョンでやってたみたいよ」

海未「ぇ……」
92:2016/04/09(土) 23:49:27.89 ID:
絵里「おまけにあなたが今使ってるの、データ移行せずにあたらしくアプリのアカウント作ったでしょ」

海未「は、はい……」

絵里「…まあ、こういうわけでずっと連絡が取れなかったってわけ」

海未「……えっと、酔いが回っているせいか上手く思考が回らないのですが」

海未「つまり、なんですか、私がてっきり嫌われたと思ってメッセージがずっとこなかったのは、実はアプリをアップデートしていなかったというだけでこなかった。…ということですか?」

絵里「……そんなかんじ」

海未「………」

海未「はあぁ?」

海未「それでは、あれから眠れない夜が続いたり、ずっと泣き喚いていたあの日は?」

絵里「そんな日があったのを聞いたのは初めてだけれど…おそらく杞憂ね」
93:2016/04/09(土) 23:52:45.36 ID:
海未「…これ、私がポンコツなばかりに全部一人で招いたことじゃないですか」

絵里「そうとも言い切れないわね、機種変したことを伝えなかった私もだし、海未がまだオトノキにいること知ってても直接会いに行く勇気がでなかったし」

絵里「そもそも恋人なら、こんなアプリだけじゃなくて、ちゃんとしたメールアドレスと電話番号を教え合うべきだったわね」

絵里「…だからこれは、私のせいでもあるわ」

絵里「………まさかこんなあっさり何年越しかに謎が解けちゃうなんてね、これで問題解決…かしら?」

海未「あ、あの……」

絵里「ん?」
94:2016/04/09(土) 23:56:30.70 ID:
海未「絵里…いや、絢瀬先輩…?えっと……」

絵里「絵里って呼んで」

海未「じゃあ…絵里、あの…すみませんでした」

絵里「気にしてないわよ、ある種気づかないことだったし」

海未「そうではなく…再会してからも厳しい態度を取っていたことです……」

絵里「それは…わたしもごめんなさい、正直あなたに一方的に嫌われたんだって思うと苛立ちがこみ上げてきて……あなたに酷いことをたくさんしちゃったわ」

海未「本当に今更ですが、私はあなたのことを今まで一度足りとも嫌ったことはありません。ずっとあなたを思い続けていました」

海未「それは…今もずっとです。…好きです、絵里」
97:2016/04/10(日) 00:00:19.66 ID:
絵里「海未……」

海未「すみません、都合がいいことばかり言ってしまって。よりを戻したいなんて贅沢なことは言いませんので、それだけ伝え…………」

ガバッ

海未「っ!?」

絵里「ごめんなさい、私も酔っちゃったみたい……セクハラ常習犯の私を寝室に招待するってことは…こうされるつもりがあったってことよね?」

海未「絵里……?」

絵里「なぁに?やめてって言ってもやめないわよ?」

海未「あの…涙が…」

絵里「え………?」ポロポロ

絵里「うわ…なにこれ……」ポロポロ
99:2016/04/10(日) 00:06:02.94 ID:
絵里「ち、違うから…っ!安心しきってでる涙とかじゃないわよ……!」

海未「ほら、とりあえず涙を拭きましょう?」

絵里「今はそういうのどうでもいいのよ…!あなたも抵抗しないと本当に襲うわよ?」

海未「そうしたいのですが、もう実は喋りすぎて…お酒が回ってきてるんです」

海未「抵抗する気も起きませんよ…♡」

絵里「っ……///」

クイッ

絵里「んっ……///」チュウ

海未「ふぁ………♡」

絵里「好きって言ってくれてありがとう。私も…今も海未を愛してる」ナデナデ

海未「絵里………」

絵里「………///」カァァ

絵里「それじゃあまた明日ね、園田さん」ニコリ

海未「え……?」キョトン

バタン

海未「ヘタレ………」
100:2016/04/10(日) 00:09:48.47 ID:
ー30分後ー

ピンポーン

海未「むにゃ……んぅ……」

海未「あれ…まだ夜……ですよね?」

ピンポーン

海未(…不審者?チェーンかけて対応しますか。一応木刀も持って行きましょう)

海未「はい、何方様でしょう?」ガチャ

絵里「うmがぁっ!」ガキン

海未「え、絵里!?どうしたのですか?帰ったはずでは…」

絵里「しゅ、終電…乗り遅れちゃった……」

海未「………」
101:2016/04/10(日) 00:13:11.08 ID:
海未「すみません…合いそうな服がジャージしかなくて…」

絵里「ううん、ありがとう。泊めてもらえるだけでも嬉しいのに……」ジー

絵里「あ………」パッツンパッツン

海未「すみません…胸囲はどうしようもないんです……」シュン

絵里「まあ、幸いジャージだし…こうすれば」ジー

ブルン

海未「な、なんて格好をしてるんですかぁ!///」

絵里「しょうがないじゃない、苦しいんだから」
103:2016/04/10(日) 00:16:32.48 ID:
絵里「…それじゃあ、毛布貸してもらえないかしら」

海未「え?なぜですか?」

絵里「そりゃあだって…さすがになにも着ずに寝たら寒いでしょう?」

海未「なに言ってるんですか、一緒に寝るのですよ」

絵里「えっ…」

海未「え?」

絵里「いや、さも当然のような反応されても困るのだけれど…」

海未「学生の時は…お泊りなんてこともμ’sとしてしかありませんでしたので……その…」

海未「絵里と一緒に……寝たいです…///」

絵里「………////」

絵里「…わかったわ//」
104:2016/04/10(日) 00:20:20.05 ID:
海未「電気は……」

絵里「点けたままで…って思ったのだけれど、全部消して大丈夫よ」

絵里「今日はあなたがいるんですもの…♡」

海未「わ、私も…夢みたいです。こんなに経って、あなたとこういう経験ができるのですから……」

海未「それでは…おやすみなさい」

絵里「うん、おやすみ」
105:2016/04/10(日) 00:24:18.33 ID:
海未「………」スヤスヤ

絵里(海未の寝顔…かわいい……何年経ってもこういうところは変わらないのね…)

チュ

絵里(ちゅ、チューしちゃった……お、起きてないかしら……)

海未「ん………」スヤスヤ

絵里(よ、よかった……)

絵里(正直なところ、もうちょっと踏み込んだことをしたいのだけれど……)

絵里(こんな寝顔を見せられるとね……)

絵里(それに、私も…疲れちゃったわ……)

絵里「おやすみ、海未……♡」
106:2016/04/10(日) 00:27:57.82 ID:
モミッ

絵里「ひゃっ!?」ビクッ

モミモミモミ

絵里「ちょ、海未!?」

海未「………」モミモミ

絵里「無言は怖いからやめなさいよ!」

海未「すみません…我慢できなくて…///」

絵里「我慢って…!」

海未「絵里、やっぱり成長していませんか?学生の時とは感触が違うと言いますか、弾力があるといいますか…」

絵里「そういう感想いうのやめて…///」

海未「…今日だけ、今日だけでいいんです、その…高校生の時に戻りたいんです///」

絵里「…もう、甘えたがりなんだから……」

絵里「いいわよ、今日とは言わず、ずっとね♡」

海未「え、絵里…♡」キュウ

絵里「ひゃあっ♡♡」ビクッ
109:2016/04/10(日) 00:32:26.13 ID:
ー後日ー

うみえり「お、おはようございます……!」ゼエハア

モブろ「お、二人共同時ゴールインだね、絢瀬さんはいつもの時間だけど…海未ちゃんは今日はちょっと遅め?」

海未「す、すみません…いま…お茶を……」ハアハア

モブろ「いや、お茶が必要なのは海未ちゃんのほうでしょ……」





海未「………」カタカタカタターーーンッッ!

海未「よし……できました」


海未「絢瀬先輩、確認をお願いします」

絵里「ん、わかったわ」
110:2016/04/10(日) 00:35:21.63 ID:
絵里「んー……気になるところは特に……あ」

絵里「園田さん、これはどういうことかしら?」

海未「え?」ズイ

絵里「………」ニヤニヤ

海未「………」

海未「……」ズイッ

絵里「!?」

絵里(これは…OKサインってこと…じゃないかしら…)

絵里「…………」ツーッ

海未「ひゃうぅぅん♡」ゾクッ

まわり「!?///」

海未「あ、すみません…そよ風が……」

モブに「な、なんだ…そよ風なら仕方ないな!」

モブろ「………///」
111:2016/04/10(日) 00:38:28.08 ID:
海未「………」キッ

絵里「……」ニコニコ

海未「……ふぅ」

海未「……」ニコニコ

絵里「??」

海未「続きは……今夜しましょう?」ボソッ

絵里「っ~~~////////」ボンッ

おわり
116:2016/04/10(日) 00:41:31.76 ID:
むりやり終わらせて申し訳なかった
本当は海未ちゃんがちょっとずつ絵里ちゃんのことを見直して行って復縁するみたいな話をしたかったけど
海未ちゃんが快楽落ちしたみたいな感じになるためやめたほうがいいと思ったのと
書く体力がなかった
初登校ということなのでゆるして
117:2016/04/10(日) 00:42:02.12 ID:
セクシュアルハラショー上司
118:2016/04/10(日) 00:44:24.18 ID:
乙、よかった
まあ現実にはセクハラは犯罪だし仕方がない
121:2016/04/10(日) 00:47:19.53 ID:
すげー
これで初投稿か
ハラッセオでした