1:2016/04/03(日) 23:11:27.38 ID:
ツバサ「さて始まりました。スクールアイドル界では何故か色々と噂の尾ひれがついていて、もはや二次創作界隈ではそれが当たり前かのような扱いを受けている我々A-RISEですが」

英玲奈「ツバサ、メタすぎるぞ」

ツバサ「・・・正直もうやりたくはないんだけど・・・残念ながら阿鼻叫喚の超絶アトラクション、料理界の絶叫マシーン、あんじゅクッキングのお時間がやってまいりました」

英玲奈「今回は、ゲストの皆さんを味覚のアナザーディメンションへとお連れしたいと思います」

ツバサ「それでは今回の進行役を務めるのがA-RISEのリーダー、綺羅ツバサと・・・」

英玲奈「同じくA-RISEの統堂英玲奈だ」

ツバサ「そして今回の犠牲・・・もとい素敵なゲストとしてμ’sのメンバーの方々をお招きしています」





にこのぞえり「・・・はい?」
2:2016/04/03(日) 23:12:27.35 ID:
にこ「ちょちょちょちょっとまって!?そんなの聞いてないわよ!?」

希「うちも初耳やん?料理番組を作ろうとしか聞いてないよ?」

絵里「スクールアイドルのためのウェブ番組を共同で作るためのこれ・・・のはずよね?」

ツバサ「え・・・えぇ、そうなんだけど・・・そのことをあんじゅに話したら」



あんじゅ『あら〜?だったら私がμ’sの皆さんに手料理を振舞うのはどうかしら〜?』



ツバサ「なんて凄く生き生きとした表情で言うもんだから・・・断りきれなくて・・・」ズーン

にこのぞえり「...oh…」
3:2016/04/03(日) 23:13:04.94 ID:
ツバサ「・・・気持ちが進まないのもわかるけど・・・とりあえず自己紹介をお願い・・・」



にこ「・・・にっこにっこにー・・・みんなのアイドル、矢澤にこでーす・・・」

絵里「・・はらしょー・・・μ’sの絢瀬絵里です・・・」

希「・・・希パワー適当に注入・・・はーいぷちゅー・・・東條希でーす・・・」



英玲奈「・・・というわけで、早々にゲストもパーソナリティーもぐったりしてるところで申し訳ないが、ここでシェフの降臨だ・・・」

英玲奈「今回、我々に手料理を振舞ってくれる、A-RISEが誇る小悪魔系プワプワガール、優木あんじゅシェフだ」

あんじゅ「どうもー、シェフのあんじゅでーす♪」
5:2016/04/03(日) 23:14:20.03 ID:
絵里「・・・ところであんじゅさん・・・?今回は何をふるまってくれるのかしら・・・?」

あんじゅ「そんなに凝ったものは用意できないけど、今日はカレーを作ろうと思うの」

のぞにこ「!?!?」

にこ(ちょっとおおお!?!?!?!?早速死の宣告きたじゃないのよおおお!?!?!?)ヒソヒソ

希(そんなこと知らんよ!!!?なんでうちに文句言うんよ!?!?文句だったらツバサちゃんに言ってや!!)ヒソヒソ

絵里(エリチカ、知ってる・・・あんじゅさんが甘党であり、凄まじい辛党だっていう噂を・・・この間は、凛ですら根を上げる某激辛ラーメンを満面の笑みで完食・・・いや、スープまで飲み干していたって聞くわ・・・)

にこのぞえり(・・・終わった・・・)
6:2016/04/03(日) 23:15:04.77 ID:
あんじゅ「あ、心配しないで?この間は刺激的すぎちゃってツバサと英玲奈から大顰蹙くらっちゃったから、今回は比較的マイルドなグリーンカレーを作ろうと思うの」

にこ「へ?」

あんじゅ「マイルドでスパイシーなグリーンカレーをご馳走してあげるわよー」

絵里「・・・それなら大丈夫そうね・・・」

希「・・・はたして・・・そうやろか・・・」ボソッ



ツバサ「・・・それじゃあ、さっそくあんじゅシェフと私はキッチンへと向かうわね」

にこ「ツバサさんはお手伝いで入るのですか!?」パアア

ツバサ「あ、いや・・・私は中継リポーターで入るの・・・(暴走しないように)手伝おうかって言ったけど、頑なに拒まれちゃって・・・」

にこ「」

絵里「にこ・・・」ポンッ

希「・・・腹、くくろか」ポンッ
7:2016/04/03(日) 23:15:54.52 ID:
※中継側は『』で表記

ツバサ『さぁ!キッチン側はスタンバイできたわよ!!』

あんじゅ『それじゃあまずは材料を確認するわね』


英玲奈「さぁ、中継のツバサがさっそくヤケを起こしているが・・・」

絵里「もう心配しかないわ」


あんじゅ『今回用意した材料は、グリーンカレーペーストでしょ?ココナッツミルク、鳥もも肉、マッシュルーム、パプリカ、ローリエ、たけのこの水煮・・・』


にこ「あら?意外とちゃんと普通の物を用意してくれてるじゃない?」

希「さっきから嫌な予感しかしなかったけど・・・これなら安心して・・・」


あんじゅ『ナンプラーソースに鶏ガラスープの素、砂糖・・・唐辛子でしょ』


希「ん?」
8:2016/04/03(日) 23:16:45.03 ID:
あんじゅ『それとカイエンペッパーでしょ?ハバネロパウダー、デスソースに・・・「魔」』

ツバサ『モモモモモモモニタールームうぅぅぅぅぅぅ!!!す、すでにシェフが我々にとんでもない物を振舞うつもりでいます!!』


絵里「そんなの見たらわかるわよ!!」

にこ「まってまってまって!!もうすでに怖い!!」

希「「魔」とかもはやデスソースが可愛く見えるレベルのインパクトがあるよ!?」


英玲奈「・・・キッチン・・・いくつかわからない物があるのだが・・・まずカイエンペッパーとはなんだ?」


あんじゅ『カイエンペッパーは香辛料の一つよぉ〜辛さだけを足すことができる魔法のアイテムなの〜♪』

ツバサ『・・・だそうです』
9:2016/04/03(日) 23:17:50.30 ID:
にこ「」チーン

希「あかん、にこっちが今の説明だけで死にかけとる」

絵里「・・・因みに・・・もうひとつ、その・・・「魔」って何?」


あんじゅ『「魔」に関しては後で入れる前ぐらいに説明するわね〜?そっちの方が面白そうでしょ?』

ツバサ『モニタールーム!!あんじゅがもうすでに我々を殺す気満々よ!!!』


絵里「ミトメラレナイワァ・・・」ウツロナメ
10:2016/04/03(日) 23:19:09.17 ID:
あんじゅ『それじゃあさっそく、クッキングスタート!』


英玲奈「・・・じゃあ作ってる間にまず我々の関係をファンの皆様に説明しようか・・・」

絵里「・・・えぇ・・・まず私たちは国立音ノ木坂学院のアイドル研究部で結成されたスクールアイドル、μ’sの一員です」

にこ「今回はそのμ’sの3年生のメンバーが呼ばれた形になるわね」

希「うちらは確かA-RISEの3人とは同じ学年なんですよね」

英玲奈「そうなるな。そしてA-RISEとμ’sはともにラブライブを戦い抜き、そしてともに切磋琢磨していく、良きライバル関係だと私は」


ツバサ『モニタールーム!』


英玲奈「・・・話をぶった切ってくれたな?どうした?」


ツバサ『あんじゅシェフの手際が予想以上に良すぎて下ごしらえが早々に終わりそうです』

あんじゅ『まぁ、お米を炊いてる間にルーはできちゃうしね。まずはグリーンカレーペーストを油を引いた鍋で炒めて・・・』

あんじゅ『あ、グリーンカレーペーストだけど、一番辛くておいしいやつをチョイスしておいたから期待しててね?』
11:2016/04/03(日) 23:20:08.72 ID:
にこ「知ってた。一番辛いの持ってくるの知ってた」


あんじゅ『スパイスの香りが立ってきたら・・・ココナッツミルクを入れて混ぜ合わせて・・・』

あんじゅ『そこに鶏肉を加えて炒めていって・・・色が変わったら切った野菜を入れてさらに炒める・・・』

ツバサ『えー、もにたぁるぅむぅ?今の時点では比較的平和でぇす』


絵里「ツバサさんのテンションが若干おかしくなっているわね・・・」

英玲奈「・・・これをやるたびに毎回こうなるんだ・・・」

希「この企画自体、ツバサちゃんが壊れ始めるのがお約束化してるってことやね・・・」


あんじゅ『野菜にあらかた火が通ったら水、砂糖、鶏ガラスープの素、ローリエを入れて・・・』

あんじゅ『ここでカイエンペッパーとハバネロパウダー、唐辛子を投入!』


にこのぞえりえれ(やりやがったよこいつぁ・・・)
12:2016/04/03(日) 23:21:12.14 ID:
あんじゅ『・・・んー・・・カイエンペッパーは後で足りない時にみんなでお好みで入れられるよう少しセーブして・・・ハバネロは・・・めんどくさいから中蓋とっちゃおう』

ツバサ『モニタールームうぅぅぅぅぅぅ!!!!今!!!今シェフが!!!シェフが恐ろしい行動をおおおおおおお!!!!!』


英玲奈「大丈夫だ、その様子を見ていた・・・皆まで言うな・・・」

にこえり「」チーン

希「あぁ!!にこっちとえりちが今日何度目かの成仏をしてもーたあぁぁぁぁ!!!帰ってきてえりち、にこっちいいいいい!!!!うちを一人にしないでえええええ!!!!」


ツバサ『・・・モニタールーム・・・』


英玲奈「・・・なんだ?」


ツバサ『・・・今あんじゅが味見をしたんだけど・・・辛くないと』

あんじゅ『んー・・・?ん?なんかおかしいわね・・・?』
13:2016/04/03(日) 23:22:26.12 ID:
にこ「バカじゃないの!?!?!?もう映像の時点で十分辛そうなんだけど!!!」

絵里「グリーンカレーのはずよね・・・なのになんで若干コーンポタージュみたいな黄色っぽい色になってるのよ・・・」


ツバサ『・・・ちょっと私、味見してみるわ・・・』


英玲奈「ば・・・バカなことを言うな!!帰ってこれなくなるぞ!!」

希「ツバサちゃん本気でそれはまずいと思うんよ!!早まるのはやめて!!」


あんじゅ『じゃあ、ツバサも味見をお願い。はい、どうぞ』

ツバサ『・・・すでに息を吸い込むだけで鼻と喉が痛くなるけど・・・逝きます!!』クイッ
14:2016/04/03(日) 23:23:19.06 ID:
ツバサ『・・・・・・』ゴクン

ツバサ『オホホホホホホホホヲオォォォ!?!?!?!?』


英玲奈「ツバサ!どうした!!ツバサあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

絵里「明らかにカレーを食べたリアクションじゃないわよ!?!?」


ツバサ『おおをおOh!?も、もにたぁるぅむぅ!?!?!?』


にこ「き・・・聞こえてるわよ・・・てか声のトーン上がってるわよ!?」

希「ヘリウムガスでも吸ってきたん?」


ツバサ『わ・・・わたしゎぐりぃんかれぇを食べましたぁ・・・』


にこのぞえりえれ「あっはっはっはっはっは!!!wwwwwwwwww」←ヤケクソ
15:2016/04/03(日) 23:24:40.29 ID:
ツバサ『げほぉ・・・ごほっ・・・あ、あぁぁぁ・・・ももももモニター!!モニタールーーーーーム!!!!』


絵里「どうしたの!?」


ツバサ『つ、ついに、ついにあんじゅが禁断の物体を手にしたわ!!』

ツバサ『まずサドンデスと書かれてる赤い液体!!あぁ!!それを丁寧に溶かし入れてるわ!!』







にこのぞ「いやあああああああああああああああああ!!!!」

希「うち死にたくないいい!!!」

にこ「にこだって死ぬのやだあああ!!!」
16:2016/04/03(日) 23:26:03.45 ID:
ツバサ『あぁ!!モニタールーム!!つつつつつつついにあの禁断の・・・』


えりえれ「・・・禁断の・・・?」


ツバサ『禁断の「魔」を手にしたわあああああああ!!!!!』

あんじゅ『因みに「魔」はブート・ジョロキアと言って、世界で一番辛い唐辛子よぉ』パッパッパッ




※2007年にハバネロよりも辛いとギネスに認定。尚、ブート・ジョロキアを粉末に加工した『魔』は実在する調味料という名の「兵器」です。





にこ「・・・ハバネロよりも上が存在していたなんて・・・」ウツロ

絵里「もう終わりよ・・・ありふれた悲しみの果てに行きましょう、みんな・・・」
17:2016/04/03(日) 23:26:29.40 ID:
・・・つづく
19:2016/04/03(日) 23:33:53.72 ID:
あんじゅ『んー・・・だいぶわからないわねぇ・・・』

ツバサ『えぇぇ・・・』


英玲奈「不穏なコメントが聞こえてきたけど・・・わからない・・・?」

にこ「辛いものを取りすぎてついに味覚が壊れたんじゃないの?」

希「そういえば辛さって味覚というよりは痛覚を刺激してるとかなんとか・・・」

絵里「辛いというよりは、痛いというのが正しいのかしらね?」


ツバサ『・・・英玲奈、もう一度味見行ってみるわ』


英玲奈「お前正気か!?」


ツバサ『いや、もうすでに味見用の皿を渡されたわ・・・』

ツバサ『南無三!!』クイッ
20:2016/04/03(日) 23:35:04.39 ID:
にこのぞえりえれ「・・・・・・・・・」


ツバサ『・・・・・・・・・』


ツバサ『!?』






ツバサ『ウワァァァァァオォォウ!?!?!?!?』


絵里「うん、知ってた、そんなリアクションになるの知ってた」

にこ「かつてラブライブを優勝したアイドルが出すような声じゃないわね」


あんじゅ『・・・ぷふっ、どうかしら?』

ツバサ『わたしもわかりません・・・』ナミダメ


希「いやいや、あんじゅちゃん笑ってるけど、これ原因あんじゅちゃんだからね?」
22:2016/04/03(日) 23:41:31.74 ID:
あんじゅ『・・・んー・・・じゃあもう少しサドンデス入れておくわね』

ツバサ『いやあああああああ!?!?!?!?』


希「・・・ツバサちゃん、マジ泣きしてる」

にこ「いや、こんなの見たら誰だって泣くわよ」

絵里「私達、この時点で何度意識が飛んでると思ってるのよ・・・」

英玲奈「・・・もうここまでくると止めることは不可能だ・・・すまない、こんなことになって」

にこ「ところで、飲み物買ってくるの忘れちゃったんだけど・・・買いにいっていいかしら?」

希「うちも賛成・・・流石にこんなの水だけじゃ耐えきれる自信がない・・・」

英玲奈「・・・そうだな・・・流石にこれに対して水だけっていうのも酷な話だ・・・」

英玲奈「ツバサ、聞こえるか?」


ツバサ『・・・はひ・・・なんれひょう・・・』


英玲奈「飲み物の用意を忘れたから買いにいってくる。少し外れるがその間を頼むぞ」


ツバサ『はぁい・・・』






-この時、席を外した4人は知らない・・・彼女らの知らないところで、さらなる悲劇が起きていたことも・・・-
23:2016/04/03(日) 23:47:48.35 ID:
あんじゅ『・・・まだ足りないわねぇ・・・』

ツバサ『えぇぇ・・・もういいでしょ・・・?』

あんじゅ『・・・・・・いれちゃお♪』

ツバサ『あ』


-あんじゅ、魔(トドメ)の追加投入(一撃)-



ぴー、ぴー、ぴー


あんじゅ『あら?ご飯が炊けたわね。じゃああの子達が戻ってきたら完成ですと言って、実食をお願いするわ』

ツバサ『・・・もう、好きにしてください・・・』トオイメ


-数分後-


英玲奈「さて、我々は買い忘れた飲み物を買ってきたわけだが」


ツバサ『・・・モニタールーム・・・』


英玲奈「・・・なんだ・・・」


ツバサ『完成したそうです・・・』

あんじゅ『あんじゅ特製、マイルドグリーンカレー、完成よぉ〜♪』


にこのぞえり(・・・終わった・・・)
26:2016/04/03(日) 23:57:20.70 ID:
---------
------
---

-ツバサ、あんじゅ、モニタールームに戻る-

あんじゅ「それじゃ盛り付けていくわよぉ〜」

にこ「うお・・・おぉぉ・・・!?」

希「も・・・もう、香りがすでに痛い・・・目がしぱしぱしてきた・・・」

絵里「か、確認するけどこれ、マイルドなのよね?」

あんじゅ「そうよ?比較的マイルドな方よ」

ツバサ「・・・世界で一番あてにならない比較的なマイルドね・・・」
27:2016/04/03(日) 23:58:36.08 ID:
あんじゅ「それじゃあみんなに行き渡ったところで、召し上がれぇ〜♪」

にこ「・・・じゃあ、まずにこからいくわ・・・」

のぞえり「・・・グッドラック・・・」

にこ「えいっ!」パクッ

にこ「」モグモグモグ

にこ「・・・!!・・!・!!・・・!!」プルプルプル

希「にこっち!!どこ見てるのにこっち!!!」

絵里「汗、汗すごいことになってるわよ!!?」

にこ「ぜ・・・全身に・・・電流が走ったような・・・痛みが・・・」

英玲奈「・・・と、とりあえずこの汗まみれの表情には名誉のためにぼかしを入れておくよ・・・」



にこ「・・・少々・・・刺激的な・・・カレェですね・・・おいしゅう・・・ございました」プルプルプル

-矢澤、撃沈-
29:2016/04/04(月) 00:05:52.05 ID:
矢澤「」←放心

絵里「じゃ・・・じゃあ次は私が行くわね・・・」

希「えりち・・・ご武運を・・・」

絵里「・・・にこ・・・貴女の死を無駄にしないわ」

矢澤「」←放心


絵里「ふんっ!!」パクッ

絵里「」モグモグモグ

希「・・・どう・・・えりち・・・?」

絵里「・・・ぶ・・・ふふふふ・・・」カタカタカタカタ

英玲奈「どうやら絢瀬絵里もダメなようだな・・・」

希「にこっちもそうやけど一瞬時が止まるんやな・・・」

絵里「グブァ!!グハッ!!!ガァッ!!!」ゴホゴホ

絵里「・・・の・・・のみものを・・・」チュー・・・

絵里「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

絵里「あ゛ー!!牛乳が間に合わない・・・!!あと、痛い!!」ズズズズズズ
↑ミルクティー飲用中



絵里「・・・全身が痛くなるカレーなんて・・・初めて食べたわ・・・」チーン

-絢瀬、撃沈-
30:2016/04/04(月) 00:13:59.44 ID:
希「・・・最後はうちやね・・・」

絢瀬「」ズズズズズ←空のミルクティーを啜り続ける

矢澤「」←未だに放心

英玲奈「・・・東條希・・・逃げるなら今のうちだぞ・・・まだ間に合う」

希「・・・いや!えりちとにこっちの屍を、うちが超える!!」

希「南無三!!!!」パクッ

ツバサ「結構な量を口に入れたわよ・・・」

希「」モグモグモグ









希「・・・・・・」ピタッ

ツバサ「あ、止まった」
31:2016/04/04(月) 00:16:27.92 ID:
希「・・・!・・・!?!?・・・!!」モジモジ

あんじゅ「あら?体をくねらせ始めたわ?」

希「・・・・・・・・・・・・・んぁっ・・・・・・・・・」

英玲奈「・・・」(静かに胸で十字を切る)

希「・・・はぁん・・・」カチャカチャ、パクッ

ツバサ「お、追い込むわね・・・」

希「」モグ、モグ・・・モグ・・・





希「・・・・・・あぁんいたぁい・・・・・・」ボソッ

希「・・・・・・はっ・・・・・・あふふふふふふふふ・・・」プルプルプル

にこ「はっ!・・・あ、希が謎の高笑いをあげ始めたわ・・・」

-東條、撃沈-
33:2016/04/04(月) 00:23:02.80 ID:
にこ「は、げほっ!!これ、すっごい・・・」

絵里「噂以上のものだったわ・・・」

希「うち・・・普段甘口か、時々中辛程度しか食べてないよ・・・?」

希「普段ア○○ン○ンカレー食べてるんやけど・・・」

あんじゅ「あら?希ちゃん随分かわいいのね?」



絵里「ねぇ、にこ、さっきカレーを口に含んだ時にずっと一点を見ていたわよね・・・瞳孔思いっきり開いていたわよ・・・」

希「うん、目がグバァってなってた」

にこ「・・・まず、カレーを口に含みます」パクッ

のぞえり「あっ」

にこ「・・・・・・・・・!!!」プルプルプル

ツバサ「・・・次に一点を見つめ始めます」

にこ「」プルプルプル

英玲奈「・・・そして五感を超えた第六感が開眼し、見えてはいけないものが見え始めるみたいだな・・・」
34:2016/04/04(月) 00:29:44.67 ID:
にこ「・・・目の前に死んだお父さんの顔が見え始めたわ・・・」

絵里「あー!それはダメなやつよ!」

にこ「・・・そして、小さい頃に聴いたモー娘。の恋愛レボリューション21が頭の中で・・・」

希「走馬灯走ってるやんか!!帰ってきてにこっちいいいいいい!!!」



にこ「・・・おいしゅございました・・・」プルプルプル


希「・・・うちの場合はな・・・まずカレーを口に含みます」パクッ

絵里「ちょ」

希「あっはっはっはっはっはっは」バンバンバン

にこ「机を叩きながら大笑いしてる・・・」

希「あいたたたたたたたたたたた!!!!」

ツバサ「そして全身に激痛が走ると・・・」
36:2016/04/04(月) 00:36:06.76 ID:
英玲奈「・・・因みに、今日の出来はあんじゅ的にどうだった?」

あんじゅ「・・・んー?ちょっと塩が足りなかったかしら?」

絵里「・・・感想の論点が違うわ・・・私たちのうちの誰かが何かが足りないなんて言ったかしら!?!?!?」

希「もう・・・十分すぎるぐらいや・・・何も足りないものなんてあらへん・・・」


-その後・・・-

ツバサ「いだだだだだだだだだ!!!ああぁぁぁぁっぁ!!!」グシャグシャグシャ

にこ「髪を掻き毟るぐらいの激痛がきてるじゃない!!」

英玲奈「うぐっ!!あ゛ーーーーーーー!!!!!牛乳!!!!牛乳ううううう!!!!!」ゴクゴクゴク

希「こっちはパックの牛乳を一気に飲み干すレベルやんか!?」



-阿鼻叫喚しながらなんとか完食-
38:2016/04/04(月) 00:38:21.41 ID:
ツバサ「えー・・・いかがだったでしょうか・・・今回のあんじゅクッキングは」

英玲奈「・・・今回も見てくださった方、ゲストの方々がなんだかんだで笑顔になってくださったようで・・・」

あんじゅ「わたし的にはちょっと物足りないところがあるけど、終わりよければ全て良しって思うわ」


にこ「これの・・・」

絵里「どこが・・・」

希「いい終わりよ・・・」



ツバサ「それでは皆さんまたどこかでお会いしましょう・・・」

英玲奈「ここまでのお相手は我々A-RISEと・・・」

あんじゅ「ゲストのμ’sちゃんたちでした♪ばいばーい♪」




あんじゅ「ねぇ?機会があればまた番組やりましょ?」

にこのぞえり「「「二度とごめんよぉ!!!!!」」」ナミダメ


劇終
40:2016/04/04(月) 00:41:55.89 ID:
因みに今回のには元ネタがありまして、打首獄門同好会というバンドのウェブ番組、10獄放送局の第3回〜第6回で行なわれた
JUNKO COOKING
というコーナーが元ネタです。

みんなに面白いリアクション取らせてみたかっただけです
どっとはらい
41:2016/04/04(月) 00:46:52.26 ID:
良いね
これは楽しいss