1:2016/01/29(金) 14:52:44.41 ID:
絵里「ついこの間までラーメンなんて食べたこともなかったのに…」ズルルルルル

凛「ラーメンはおいしいから仕方ないにゃ~ 凛の餃子一つあげるにゃ」ズルルルルル

絵里「ハラショー!」



みたいなの、いいと思います
7:2016/01/29(金) 15:28:02.04 ID:
廊下

凛「絵里ちゃん絵里ちゃん!」

絵里「あら、凛 なあに?」

凛「今日練習終わったら、凛と一緒にラーメン食べに行ってほしいにゃ!」

絵里「ええっラーメン?? どうしたのよ急に…」

凛「嫌、かな…?」

絵里「そんな、嫌じゃないわ……誘ってくれてうれしいわよ♪ でも、いつもは花陽や真姫と一緒に行ってるじゃない?」

凛「…今日は絵里ちゃんと行きたい気分だったの! じゃあ練習終わったら、部室で待っててね! 凛、次体育だからもう行かなきゃ!」ダッシュ

絵里「あ!もう! 廊下は走らない~! ってもうこの距離じゃ聞こえないわね…」

絵里「凛とラーメン、かぁ……自分で言うのもおかしいけど、ちょっと珍しい組み合わせよね」

絵里「ふふっ、なんだかどきどきしちゃう♪」
10:2016/01/29(金) 15:38:28.01 ID:
部室

凛「絵里ちゃんおっまたせにゃ~」

絵里「凛、はやいのね 今から着替えるから、ちょっと待っててくれる?」

凛「りょうかいしました絵里隊長!」

絵里「~♪」キガエキガエ

凛「」

凛「」

絵里「……ちょっと凛、あんまり見ないで?」

凛「にゃ! ごごごめん、絵里ちゃんスタイルいいにゃ~って思ってたら、つい…!」

絵里「ふふ、褒めてもキャンディーしか出ないわよ~ はい♪」

凛「これは……希ちゃんが言ってたロシアの謎キャンディー…!!」

絵里「はい、おまたせ そろそろ行きましょ」

凛「行くにゃ行くにゃ!」
11:2016/01/29(金) 15:48:01.38 ID:
通学路


凛「え、絵里ちゃん ラーメン食べたことないの!!?」

絵里「食べたことがないわけじゃないけど…自分からお店に行って食べるのは初めてかもしれないわ」

絵里「前に亜里沙がどうしてもって言って、二人でカップヌードルを食べたことがあるの」

凛「(そういえば絵里ちゃんハンバーガーも食べたことなかったんだにゃ…どういう家庭なんだにゃ……)」

絵里「だから、今日のお店はラーメンマイスターの凛先生にお任せさせてよね♪」

凛「よし! 分かったにゃ! ラーメン初心者の絵里ちゃんに一番おいしいラーメンを教えてしんぜよう!」

絵里「ふふっ 頼りにしてます♪」

凛「凛ちゃんラーメン隊、出動!!」

絵里「おー!」
12:2016/01/29(金) 15:59:27.56 ID:



凛「ついたにゃ!」

絵里「思ったより近くにあるのね 個人でやってるお店なのかしら? こじんまりしていい雰囲気だわ」

凛「ここは凛が小さい頃から食べに来てるお店でね、ラーメンはもちろん餃子もおいしいんだよ!」

絵里「楽しみだわ…! さっそく入りましょ!」

ガララピシャ

店主「おう! 星空ちゃん! 今日はずいぶんなべっぴんさん連れてるねえ!」

凛「へへ~いいでしょ~! 凛の大事なお友達だにゃ!」

絵里「(べっぴんさん…)」

店主「奥の席、空けてあるからそっち座ってな!」

凛「ほいにゃほいにゃ」

絵里「店員さんと仲がいいのね…」

凛「んふふ、常連さんなんだにゃ~」

凛「ほら、あれ凛とかよちんが小学生のときに、ここのおじさんと撮った写真だよ」

絵里「ハラショー…!」
14:2016/01/29(金) 16:10:03.58 ID:
凛「おすすめはね、しょうゆラーメン!」

絵里「ふむふむ、おすすめは………と、いうか、しょうゆラーメンしかないじゃない!」

凛「そうなんだにゃ ここはしょうゆ一本漢気勝負の店なんだにゃ!」

凛「チャーハンとかのサイドメニューは置いてるけど、ラーメンはしょうゆのみ! しょうゆにこだわってしょうゆの味でただひたすらに勝負してるんだにゃ!」

凛「味噌やとんこつ等他のベースに浮気しないそのストイックさ、そこから生まれたなんとも奥深い味わいがコアなファンをつかんで離さない!! ラーメンとは極限の引き算の世界なんだにゃ!」

絵里「は、、ハラショー……熱量は、伝わってきたわ…」

凛「って店のおじさんが言ってたんだにゃ」

絵里「!?」

凛「おじさ~ん! しょうゆ二つ!」

店主「あいよ~!」
17:2016/01/29(金) 16:20:52.14 ID:
絵里「これが、ストイックしょうゆラーメン……!」パアァ

凛「おいしそうにゃ~」

絵里「ねぇ凛…食べ方とか、食べる順序なんてあるのかしら?」

凛「うーん、、人とかお店によってはまずはスープから~とか、こだわりがある人もいるけど……凛はおいしく食べられれば自由に食べていいと思うにゃ! 本能のままに麺をすすりスープを浴びるにゃ!」

絵里「…分かったわ……! 本能の、おもむくままに…!」

凛「でわ、いただきまーす!」

絵里「いただきます!」

ズルルルルル
ズルルルルル

絵里「………」モグゴックン

絵里「……おいしい…!! すごくおいしいわ!」

凛「デッショー これが本能の味なんだにゃ~」

絵里「これは魚介で出汁をとってるのかしら…? 昆布? 貝の風味も出ている気がするし……小魚も使っているかも…… 太めの麺にスープがほどよく絡んで口にした瞬間広がる風味とコク……チャーシューやメンマなどの具材も合わせたトータルでの調和感……これは…これは……

凛「(すごいしゃべるにゃ)」
20:2016/01/29(金) 16:28:22.10 ID:
絵里「ところで凛、どうして今日私を誘ってくれたの?」

絵里「花陽も真姫も特にこのあと用事はないみたいだったし、何か理由があって声をかけてくれたんじゃない?」

凛「う、絵里ちゃんはそういうとこするどいにゃ……」ズルル

絵里「やっぱり、何かあるのね?」

凛「うん、まあ、全然たいしたことじゃないんだけど! 全然たいしたことじゃないからそんな気にすることでもないかもしれないっていうか……そんなでもないからまあいいかなっていうか………

絵里「もし本当にたいしたことじゃなかったとしても、エリーチカは凛の話が聞きたいと思ってるわ?」

凛「うん……あの、ね…、………ィル……」

絵里「?」

凛「………」

凛「……スタイル………」

絵里「…スタイルって…あの、スタイル?」

凛「ぼんきゅっぼんのスタイルの話にゃ!!」
21:2016/01/29(金) 16:36:04.80 ID:
凛「今日着替えてるときも思ったけど、なんで絵里ちゃんはそんなにスタイルがいいの?? 背も高いし足も長いしかっこいいしきれいだし胸も……胸もなんかすごいし!」

絵里「そんな、言われるほどじゃないと思うけど……」

凛「何をどうしたらそんなスタイルになるのか、凛に教えてほしくて……でも、みんなの前だとちょっと聞きづらいしって……

絵里「それで、今日2人になれるように声をかけてけれたのね?」

凛「うん…」

絵里「私が体型維持のためにしていることといったら、それこそ昔から習っているバレエとか、ときどきやっているヨガとか呼吸法、普段から姿勢に気をつけるとか……特別なことをしているわけではないの」

凛「じゃあどうやってるんだにゃ……」

絵里「ねぇ、凛。大切なのはそういうことではないと思うわ」
22:2016/01/29(金) 16:47:52.03 ID:
絵里「私からしてみれば凛のスラっとした身体も、しなやかな手足もすごく魅力的よ」

凛「でも…」

絵里「たとえば」

絵里「たとえば、私と凛の練習着を交換したとするわ ちょっと想像してみて?」

凛「うーん、……なんだかちぐはぐな感じ?だにゃ」

絵里「そう、きっと私が凛の練習着を着たとしても凛ほどかわいらしくは着こなせない」

絵里「良い悪いじゃなくて、その人に合ったスタイルや服装がある 私はそう思うわ」

絵里「本当は凛も、そのことに気づいているんじゃないかしら」

絵里「そのままの私たちが一番個性的で一番いいんだ~って、誰かも言ってたでしょう?」

凛「メタルバンド事件を思い出すにゃ…」

絵里「それに、ファンの子たちもそのままで個性的な、健康的で元気な凛が好きなんだと思うわ」

絵里「凛はそのままで十分かわいらしいのよ? エリーチカが保証する♪」

凛「絵里ちゃん…」

絵里「♪」ズルルルルル
23:2016/01/29(金) 16:56:53.48 ID:
絵里「♪」プハァ

凛「…」ズルルルルル

絵里「まあ、もし、っていうなら、今度の休みに一緒にヨガに行きましょうか」

凛「いいの!?」

絵里「ええ、凛のことだからここで私が話しただけじゃきっと納得しきれてないだろうし、それにまた2人で話せる時間ができるのは私もうれしいもの」

凛「行くにゃ行くにゃ! Wii Fitで鍛えた体幹を見せてやるにゃ!」

絵里「ふふ、調子戻って来たじゃない♪」

凛「よーし! そうと決まればまずはラーメンが伸びる前に食べきるにゃ!! 絵里ちゃん競争だよ!」

絵里「せっかくのストイックしょうゆラーメンだものね! あったかいうちに食べきらないと」

ズルルルルル
ズルルルルル
ッハァ~ ンメ~ニャ~
24:2016/01/29(金) 17:04:33.99 ID:
店の外


凛「絵里ちゃん、今日はありがとう!」

絵里「こちらこそ、誘ってくれてありがとう 楽しかったわ♪」

凛「あのね、このお店ラーメンもそうなんだけど、餃子がすごくおいしいの! だから…

絵里「また2人で来たい、って?」

凛「うん…」

絵里「…ふふ、分かったわ♪ ヨガの次はラーメン、約束しましょ!」

絵里「はいっ」小指

凛「えっ?」

絵里「指切りげんまんよ! はーやーく!」

凛「な、ちょっと照れるにゃ……」小指

えりりん「「ゆびきりげんまん うそついたらはりせんぼんのーます!」」
25:2016/01/29(金) 17:11:30.20 ID:
帰り道


絵里「(センターを務めたファッションショー以降、凛はずいぶん自分に自信をつけたと思ってた……でも、やっぱりふとしたことで不安になるものなのよね)」

絵里「(ちょっと心配ではあるけど、自分の悩みを打ち明ける相手に私を選んでくれたのは嬉しかったな……ラーメン屋でっていうのもいかにも凛らしいし)」フフッ

絵里「(私と凛はあまり似ていないけど、2人で話してるとなんだか姉妹になった気分になる…亜里沙とはまた違った妹っぽさがあるのよね……)」

絵里「(それにしてもあのラーメン……ラーメンってあんなにおいしいものなのかしら…! こんなに身近にあんな深い世界があっただなんて思いもよらなかった…)」

絵里「(次に凛とラーメンを食べに行く前に自分でも色々と開拓していきたいわね……都内には有名店も多いって言ってたし…)」

絵里「ふふっ なんだか楽しくなりそう♪」
27:2016/01/29(金) 17:20:27.75 ID:
帰り道


凛「(はあぁあぁ……なんだか今日は緊張したにゃ…)」

凛「(絵里ちゃんはああ言ってたけど、やっぱりスタイルがいいのは羨ましいし……絵里ちゃんは勉強もできるしかっこいいし頼れるし、スタイル以外にも羨ましいことが多すぎるにゃ)」

凛「(今日もなんだか言いくるめられちゃった気がする……ん、でもやっぱり絵里ちゃんの言うとおりだよね……凛は凛のままできっと魅力的……)」

凛「(絵里ちゃんに直接ああ言われると、照れるにゃ…)」

凛「(先輩禁止~とは言ったけど、絵里ちゃんってやっぱり先輩っぽいというか、お姉ちゃんみたいだよね…うちのお姉ちゃんたちはもっとテキトーな感じだけど、3人目のお姉ちゃんっていうか……)」

凛「(…そしたら凛、4人姉妹の末っ子になっちゃうの…? なんだか少女マンガみたいだにゃ……!)」

凛「よーし! 帰ったら、Wii Fitやるにゃ~♪」
28:2016/01/29(金) 17:24:25.76 ID:
数週間後


凛「今日は絵里ちゃんおすすめのラーメン屋に初挑戦にゃ!」

絵里「ここは自信をもってオススメできるわ! 凛の好みにも合ってるはず!」

凛「期待大にゃー!」

ガララピシャ

~~~~~

絵里「それにしても」ズルルルルル

絵里「ついこの間までラーメンなんて食べたこともなかったのに…」ズルルルルル

凛「ラーメンはおいしいから仕方ないにゃ~ 凛の餃子一つあげるにゃ」ズルルルルル

絵里「ハラショー!」



おしまいにゃ
29:2016/01/29(金) 17:27:36.26 ID:

素晴らしかった
えりりんの姉妹感は最高だ